めいちゃん(孫、1歳1ヶ月)に日々教えられる。
同じことを同じようにするのが良い時と、それでは嫌な時があるのだということ。
昨日まではこれで良かったのに、今日は同じじゃ嫌らしい。
そりゃそうだ、日々成長しているのだもの、ね。
小さな体で、自分の思いがちゃんとあるってことを一生懸命伝えようとするけど、ごめんよ、大人たち、なかなか分かってあげられなくて。
小さな子どもの立場になって日常を振り返ってみる。
日常のほとんどが大人の都合で組み立てられていることに気づく。
いつも突然抱き上げられて「どこ、いくの?」
なんだか気持ち悪いけど伝える術がないまま、お水を飲まされたり、おもちゃを手渡されたり・・・。
結局はおむつが汚れていたり、なんだけどね。
面白そうだ、と手を伸ばすと「これはダメよ」と取り上げられる。
「あ、大好きな場所だ。遊ぼう〜」って思ったら、ちょっと寄っただけで遊べないんだって。
チャイルドシートは窮屈で嫌い。おまけに暑くで苦しい〜。
大人は、子どものために・・・と毎日気を配って頑張っているんだが、そんなことわかんない〜。
指先が器用に動かせるようになり、出来ること、分かることも増えたけど、その分思い通りにいかないことも増えるお年頃。
「早くもイヤイヤ期なの!」と思わず構える大人たち。
ただ、今、この瞬間に求めていることを分かってほしいだけなのだろうけどね。
だから大人は、目の前の小さな人が今求めているものに、応える努力を続ける他ない。
充分に応えてもらってからでないと、大人の要求に応じることなどできないと、私は思っている。
もちろん応じてはいけない場面(危険なこと)もあるのだけど。