わらべうたの会、参加者を3組ずつにして再開した計5回が終わりました。
季節のわらべうた遊びと絵本3冊、その前後にお子さんたちの遊びを見守りつつちょっとお喋り。
1時間はあっという間
絵本は、参加するお子さんたちの様子を想像しながら選びます。今日は元気な2歳児さんが3人、選書に時間をかけた甲斐あって3人にドンピシャ。しっかり見て聴いてくれました。
私は遊びについて「できた」「わかった」の感覚を大切に、とよくお話しします。お子さんなりの「満足感」につながるからです。小さな満足感を繰り返し体験すると、ものごとの始めと終わりを知り、小さな物語には法則があることを理解するように思います。絵本を楽しむ時も同じことが言えますね。ストーリーのない絵本であっても、子どもたちを惹きつける絵本には満足感を感じさせる終わり(結び)が用意されています。「もう一回!」を繰り返しながら、結末が伝える安心感、満足感を心の中に根付かせているのではないかしら?
自粛生活を経て、3ヶ月ぶりに出会ったお子さんたちはみな、心も体もしっかりと成長していました。わらべうた遊びや絵本を楽しむ姿に、物事の始まりと終わりを理解できていることが見てとれます。来月がまた楽しみになりました。