ここあん便り

声(音)の記憶
まもなく、知恵さんが鬼太郎空港を飛び立つ時間
今日はここあん自由開放日なので見送りはさやかさんにお任せです。
テーブルの上には、お預かり中のサイン済みCD
(なんと残りは正真正銘最後の一枚となりました)
ああ、また知恵さんの声を聴きたくなります

CDをかけると、昨日のステージそのままに
懐かしい声が蘇る
あ、ここに(自分の心の中)
「みんな、いる」

先日、NHKスペシャルでAIによる美空ひばり復活コンサートを観た

残された音源を1年がかりでエンジニアがAIに学習させ
AI美空ひばりによる新曲発表させると言う企画

そこにはやはり人の関わりが不可欠で
魂を込めた協力があってはじめて叶うものなんだね

そしてまた、AI美空ひばりを受け止めようと
集まった人たちそれぞれの記憶の中のひばりさん愛が
AIひばりの声の中に懐かしいひばりさんをみつけて
きっと今、彼女が生きていたらという新たなひばり像とともに
その声を心に留め置く様をみていたら
AIすごいかも、とはじめて思った。

声の記憶は
人を勇気づける
幸せにしてくれる
懐かしい時間に連れていってくれる

時に傷つけることもあるけれど
嬉しい気持ちになれる声の方が
ずっと多いような気がする

そしてその声は
人生を終えるその時まで失せることはないのだろうね

小さな人たちに
声を聴かせよう、届けよう
「わらべうた」ならたっぷりと
それができるものね