ここあん便り

場を開く(続・子どもの居場所)

ここあんを開いて(2007年)から、ずっと気になりながら、できていないことがある。
「場」を開くということ。

ここあんは、「どなたでもどうぞ」のつもりで開いた場所なので、すでに開いているといえばそうなのだけど…
ごく限られた人にとっての「場」でしかない、という後ろめたさがあるのです。

おもちゃ屋でなく、駄菓子屋でも開いていたら違っていただろうか?
駄菓子なら、子どものお小遣いで買えるし、こどものたまり場になれそうじゃない?
だから当初、ここあんで駄菓子屋したいという願望があったんだよねえ〜
結局、成り行きというか必要に迫られ、駄菓子屋じゃなくて、おもちゃ屋を始めてしまった。

そんな私が、やはり本当の意味で「場」を開きたい、開かねば!と考えるようになったのは、2月に会った青砥さんの影響。(その時の事はこの記事↓に書いています。)
子どもの居場所
以来、地域の子どもが過ごせる場所、ここあんをそうした場所にするためには、どうしたら良いのかと、あれこれ妄想しているのです。

妄想① 「子どもの家」構想! 裏庭に、子どもが自由に出入りできる小屋を建てる
ここあんは乳幼児、裏庭は小中学生がメインで使えるようになったら良いなあ〜
かまど付きの小屋、ん?家かな?
裏庭の大改造を兼ねて、一大事業だね〜

妄想② 駄菓子屋の開店
定期的にここあんの店先でやれるだろうか?
アトリエでやるのかな?
子どもたちが駄菓子屋運営してくれたら面白いけど

妄想②は、その気さえあればすぐにできるけど、妄想①に、こころを奪われる〜
裏庭に家を建てたら面白いだろうな〜って妄想は、これまで幾度も繰り返してきたけど、そろそろタイムリミットが迫っているよねえ。
今後10年くらいは元気でここあん通いを続けているつもりだけど、果たして、できるのか?

まあその前に、どなたでも分け隔て無く「どうぞどうぞ」と心から言える人にならなきゃ!だね。