ここあん便り

今月のあぶぶ(わらべうたの会)

今月のおやつ、
香ばしくでほのかな甘み、米粉ときな粉のクッキーです。
MFCの栄養士さんが丁寧につくって下さいました。
(レシピ通りにつくっても、なかなか同じようにはできません。さすが、プロは違います。)

ここあんの押し入れは通常開け放ってあります。中に木のおもちゃを収納しているからね。
けれど、あぶぶの時は閉ざされているの。
わらべうたが終わってから開けることにしているんです。
1歳半くらいからでしょうか、ここを「開けて」とせがむようになります。
ここあんへ来たらまずここへ駆け寄って来るお子さんたちです。
本当は「あとでね」で納得できるはずはないのです。けれど、絵本の一部とおままごと遊びは外に出したままなので、お子さんたちは「まあいいいか〜」って気を紛らせることができます。
いよいよわらべうたがはじまると、はじめは絵本やお鍋を手放せないお子さんも、お名前を呼ぶ頃にはそうしたモノを後ろに放り投げてお母さんのお膝に落ち着いて座れるようになるから不思議です。
とは言え、途中でおもちゃのお台所に吸い寄せられることもあるりますし、外を大きな車が通りすぎると確認に行かねばならないこともあったりで、その帰りに例の押し入れを思い出し「開けて!」(押し入れを叩く)のアクションが止まらない、なんてこともあるわけです。
でもやっぱりわらべうたはすごい。その場の空気(こどもの気持ちまで)をかえる力があるものね。
ちょいと抱き上げて ♪こりゃ どこの じぞさん〜♪ で、あらら、おもちゃのこと忘れちゃった。
こういう時、「待ってね」とか「まだまだ」とか、言葉をかけるとたいてい失敗します。
こどもの気持ちを受け入れられないよという意味の言葉は、かえってこどもの意志を強くしてしまうみたいですね。
強い意志が固まってしまうと、わらべうたも効き目なし。
そう、どんなことでもそうですが、手当は早めにしなくちゃね。

なかなか手強い2才前。私にとっての修行相手です。

さて、あぶぶは25日にもう一日開催します。
午後の部でしたら、数名空きがあります。
お申し込みをお待ちしています。