このところメディアの講座でお出かけ多し。
(しっぽに包帯巻いてもらっていました)
この日はブックスタート研修会(ボランティア向け)にお招き頂きました。
ブックスタートのボランティアをされる皆さんは私などより子どものことをよく理解されている方たちばかり。
読み聞かせを長いこと続けている方や教育現場で働いてきた方など、人生の大先輩の皆さん。
若い人もちらほらおられて、とてもとても熱心な皆さまだということは、お話を聞いてくださるその視線、姿勢からビシビシ伝わってきます。
講座の後半にはグループワークもあって、自分たちに何ができるかといった具体的な提案や各自の抱負などを発表しあう有意義な研修会となりました。
こうした会では、参加された皆さんに共感してもらっていること(私の話の内容について)が、その表情、雰囲気から感じられ、私も大いに勇気付けられます。
ところが、肝心の保護者向け講座などでは、終始「腑に落ちない」という顔つきの方や盛んに首をかしげる方などいらっしゃり、どうしてもその方たちが気になってしまいます。
どの会場でも、1、2名そういった表情の方があるのです。
最近の若い方たちはどちらかというと無表情な方が増えていて、表情を読み取れない方も多いのですが、先ほどの気になる反応の方は、男性である確率が高いです。
実際に研修後のアンケートなど拝見しますと、はっきりと「不満」と書かれていたりします。
むむむ・・・。
(小さく衝撃を受けています。小さくても深〜く染み込んでくる衝撃です。)
振り返ると、これまでの講座の参加者は、ほとんどが母親でした。
「夫にも聞かせたい」
「パパがいつもゲームばかりしていて困る」
・・・など、母親の不満の声もよく耳にしました。
母親たちが共感し、理解を深めることで家庭内でのメディア環境作りにつながる、という視点で話をしてきましたから、もしかすると父親(男性)には理解しがたい話になっていたのでしょうか?
男性と女性では話の理解の仕方が違うのだということは知っていましたが、ならば男性(父親)が共感できる伝え方って?一体どうしたらいいのかしら・・・。
データを明確に示すこと?
お父さんたちを頷かせるメディア講座、そこに本気で取り組んでみようかなあ〜。
求む、男子からのアドバイス。