私のライフワークになっているのが「子どもとメディア」に関すること。
テレビ世代でドラマ好きの癖に、ゲーム好きの息子と夫にイラッとしてしまう不出来な母は、メディアの功罪をきちんと語れる人になりたいと一念発起し、そもそも「メディアとは何か」から学びはじめた。
気づけば、あれから15年が経とうとしている。
私のテレビ好きはそう変わってはいない。
ただし、民放は全く見ない。
家族が寝静まった後、海外ドキュメンタリーやNHKスペシャル再放送などを好んでみている。
息子たちはゲームを卒業。
卒業できない夫はというと、週末に限りテレビを占領して戦国時代物シュミレーションゲームをゲームクリエーターも知り得ないくらいの際限ない作戦をくり出し使い続けているというあっぱれぶり。
(ゲーム機が戦っている最中、読書をする余裕さえある独特のゲームスタイル)
唯一変わったのは、誰も見ていないテレビは消すという習慣が身についたこと。
気がつけばじじばば世代に突入している我らが今最も気になるのは孫(まだいないけど)世代のこと。
テレビどころか、赤ちゃんがスマホを手にする時代になっちゃったんだからね。
「テレビを見せるな」
「スマホを触らせるな」
・・・的なダメダメ説に嫌悪感を抱く人も多かろうなあ。
だから私は「メディアは誰のもの?」って問いかける。
大人と子どもは同じじゃない。
「テレビは一緒に楽しもうね」
「スマホは一緒に楽しんでね」
お子さんがメディアに触れるとき、少なくとも3歳までは必ず大人が寄り添って、大人が操作をした上で一緒に楽しむのが本来の使い方ではないかしら?
テレビ、DVD、スマホ、ipad・・・、それらは大人のために作られた道具です。
子どもが自由にして良いんだと思わせるようなことはしないでね。
メディアを悪者にしない。
私たち(家族が)が幸せに、豊かに暮らすための道具として、「我が家の使い方」を見つけましょう。
子どもをじっとさせるための道具として便利遣いをし続けていると、大切な物を見失うことになりますよ。
・・・というような話をする「子どもとメディア出前講座」、NPOの事業として各地で講座を開催しています。
保育園講座などが多いですが、一般参加を募集している講座もありますので、是非ご参加下さいませ。
詳しくはこちら→ タムタムスクール 前期講座託児希望の方はお早めにお申し込み下さい。
また、こんな講座もございますよ。
私は受講者として、また、NPOとしてゲームコーナーに協力参加予定です。
こちらは既に託児受け付けは終了しているはずですが・・・。
メディアに振り回されて過ごしてはいないか、己を振り返ることを忘れないで下さいね。