NPOの活動として、子育て中の方を対象とした「メディアとの付き合い方学習会」に取り組み始めて25年。
私のライフワークのひとつになっている。
2017年には、ブックレット「はじめましてのこひざちゃん」(講演録+α)を発行。
はじめましてのこひざちゃんについて
25年、この問題に向きあい、県内各地の保育所、幼稚園、子育て支援センター、小学校などでお話をしてきたが、一体どれだけの保護者さんに出会ってきたのかなあ?
この間、子どもを取り巻くメディア環境は(私たちの仕事や生活含め)様変わりした。
けれど、私が伝え続けていること、伝えたいことは25年前と余り変わっていない。
デジタルツールの変化と共に、「テレビを消してみませんか?」から「スマホを置いて(手放して)みませんか?」に変化したけど、「人は人との関わり無しには育たない」というメッセージは、これからも変わることはない。(はず)
(はず)と書いたのは、もしかすると、人との関わりなしに人が育つ未来が待っているのかも、と思わないでもないからだ。
先日オンラインで聴いた講演がとても興味深く、著書を求めた。
コロナ前に執筆、発行されたこの本の、予測通りの現実が今、私たちの周りにあること、奇しくもコロナ禍がそうした現実を引き寄せてしまったことを恨めしく思いながら読み進める。
25年、模索し続けたあれこれが証明されるような思いで読み終えた。
大変面白い。ヒトの発達の過程を理解しないと、子育ての話はできない。
そして思う。やっぱりね、ヒトはヒトとの関わりなしには育たないんだ。
ヒトが長い歴史の中で、時間をかけ環境に適応しながら獲得した身体は、相互作用を繰り返し、情報処理を重ねること、身体と接触する経験(ふれあい)を通して、脳と心を発達させてきたのだと。
とりわけ発達初期に他者と身体を接触させることが不可欠だと。
私が「寝かしつけアプリ」だとか「泣き止ませアプリ」に違和感を感じるのは、こういうことだ。
抱っこしたり、おんぶしたり、身体を接触することでしか獲得できないことがあるんだと、もっと伝えなくちゃ!!
赤ちゃんが泣くことの意味を知ろうとすること、赤ちゃんの成長発達について興味を持つこと、子育ての悩み(困りごと)が生まれる原因、理由を正しく理解しようとすることを、子育て中の皆さんにはお願いしたい。
(困ったら、ネットに頼らず、ここあんへ来て!)
AIがどんなに優れていたとしても、身体を持たない対象と向きあい続けることを選択するとしたら、ヒトはヒトとして育たないだろう。
そんな時代が来ないようにと願いつつ、正しい選択のお手伝いをしていかねば!!
赤ちゃんが生まれてからでは遅いのかも。
プレパパプレママ向けの取り組みをはじめてみようか・・・。
明和先生に刺激を受けて、ちょっこしやる気が出たようです。


