「メディアに頼らない子育て」講座(子育て支援センターにて)、「メディアとの接し方」講座(保育園にて)の二日間を終えて、色々反省したり、ホッとしたり・・・。
こちらは日本小児科医会のポスター、皆さん目にしたことあるかしら?
我が子を、テレビに子守りしてもらった私が言うのもなんですが・・・いやいや、だからこそお知らせしたいメディアの弊害。 失った時間は戻らないということ。
2歳半の子どもを育てている息子(長男、次男共に)はメディアに頼らない子育てを実践している。 奥さんの仕事や都合などで、一日、ひとりで子どもと過ごすことも珍しくないけれど、散歩に連れ出したり、図書館に本を借りに出かけては絵本を繰り返し読んでやり、おもちゃで遊んだり、身体を使って遊んでやる。 えらいな〜と思う。 私が子どもとメディアに関する活動をしているから、ということも彼らの行動に何かしら影響しているのだろうが、「メディアに頼らない」という選択をすることで、子どもとの関わり方を苦労しつつも習得する結果となったのだと思う。 (もちろん夫婦揃って努力しているのだろう) 先日も「(子どもが)テレビを見たことがないから、たまにテレビをつけるとすごい顔で画面を凝視して怖くなる」と話していた。 これは、いつも見せているご家庭には理解できない感覚かも知れないけれどね。
少なくとも今は、子どもにとって必要のないもの、良い影響は与えない存在だと実感しているようだ。
息子たちは、メディアに頼らない子育てで親力がアップすることを身をもって教えてくれた。
これからは、メディアが子どもに及ぼす影響を声だかに叫ぶより、親が親になっていくことを妨げる存在だと知らせてあげる方が親切なのかもね。