ここあん便り

アナログゲームを楽しむために

新しいゲームを覚える余裕のない店主(涙)ですが、お子さんの様子を見ながらぴったりのゲームをお選びするのはお任せ下さい💪
お子さんにぴったりの絵本をチョイスできたときの「よし!」と同じで、オススメしたゲームが面白くて「もう一回!」という声を聴いてにんまり☺️してしまいます。


某保育園からお声がけいただき(3年目です)おもちゃ屋の出張販売に出かけました。
ここでは日常的にアナログゲームで遊んでおられるようで、「遊んでみよう!」「ゲームは楽しい!」という意識がお子さんの中にしっかり根付いているのを感じます。

これは、絵本を楽しんだり、お芝居やコンサートを楽しめる、楽しみ上手さんのこと。
楽しい経験を知っていると次の新たな体験へのハードルが下がるという私の勝手法則。
目には見えないけれど、喜びはお子さんの心の成長(安定)の糧となり、それが積もり積もって自信となり、やがて意欲へとつながる。私はそう信じているのです。

アナログゲームには、遊びを通じて子どもの成長発達を支える要素が盛り込まれています。
例えば、スピード系ゲームでは、素早く判断する力が求められます。
記憶系ゲームでは記憶力が、指先を使うゲームでは手先の器用さやバランス力が…といった具合です。
お子さんたちは得手不得手がありますから、それぞれに得意なゲームがあるはずです。
まずはそのお子さんが得意そうなゲームで楽しさや勝利する喜びを味わうのが良いですね。
その経験があれば、次に苦手なゲームにも挑戦しようという気持ちになるでしょう。

保育園、幼稚園で子ども同士が自由にゲームで遊ぶとき、一人の子どもが一人勝ちを続けるようだと他の子どもは面白くないので、さりげなくゲームのタイプを変えるよう提案してみると良いですよ。
皆で協力して取り組むゲーム(協力系)、その日ラッキーな人が勝ててしまう偶然系ゲームなどを用いると一気に雰囲気が変わります。

勝つ喜び、負ける悔しさ、そうした心の葛藤を、目の前にいる人たちと同じ場、同じゲームをする中(表情や声、様子)で感じ合える。小さなドラマがそこにはありますね。

家庭でゲームを楽しむときは、年齢差のある姉妹兄弟では実力差に応じてハンデ(ハンディキャップ)を与える配慮があっても良いと思います。

いろいろ書きましたが、一番大事なのは「このゲーム、すっごく面白いんだよ〜」と面白さを知っている人が近くに居ることかも知れませんね。おもわず「やってみたい!」ってなりますもの。
あれ?一番大事なのは「口コミ」ってまとめで良かったのかな(笑)
またゆっくりお話ししましょう〜