ここあん便り

わらべうたばあさん、ひと休み

生後3週間経ち、こっちゃんはバンザイをして寝るようになりました。

縮こまっていた手足がひとまわり大きくなり、のびた感じがします。
もう、新生児とは呼ばないのかな。
目を開けて、じっと見つめるその眼差しが、また少し成長したように見えて、目の上で手をひらひらさせ、静かに動かしてみる。
あ、目で追いかけることができますよ。
この日のために用意しておいたおもちゃを取り出して、見せてみます。
顔の真上からそっと右へ、そっと左へ、移動させると、顔を少し動かしながら追いかけてきます。
へえ〜、できるようになったんだねえ。
確か、阿部ヤエさんの「わらべうたで子育て」によると、「目で人影を追う」ようになったらわらべうたを始める、とあったのを思い出しました。
最初は、「うんこがたり」だったかな?
呼べば応える。「んこ〜」と声を掛けると、そのうち「んこ〜」と赤ちゃんが応えるようになるというものです。
これからがわらべうたばあさんの本領発揮なんですが・・・。
93歳のばあちゃんは、こっちゃんのお陰で10歳若返りました。
杖なしでスタスタ歩いて見せ、椅子の上なら、だっこしてお守りも出来るんです。
しかし、興奮(ばあちゃんの)が過ぎて、寝る時間になってもひ孫の側から離れないので、若いおばあさんに「おばあさん、もう寝なさい!」とたしなめられるほどです。
・・・と言う、わが家皆々の至福の日々も一休み。
体調の整ったママとこっちゃんは、お里帰りです。
じいじが揺すっていた、ゆらゆら椅子も主がいなくて寂しそう〜。
次にこっちゃんに会うときは、小さなおもちゃの出番も増えるはず。
さ〜てと、次の孫が生まれるまで、わらべうたばあさんもお休みです。
お休み中にしっかりお稽古しておきましょう。