ここあん便り

わらべうたは世代を超えて
これはなんでしょう?
メイちゃん(孫)のおもちゃ箱に入っている遊び道具ですが
ちゅっちゅ人形などと呼んでいます
「歌子さんのはじめてのコンサート」で頂いた小物
コンサートの中の♪ほっぺにちゅっちゅ(オリジナル曲)で
大活躍するあれです

去年の秋、コンサートに参加した時
私は裏方で会場の外にいました
中の様子を見ようと窓からそっと覗いた瞬間
メイちゃんと目が合ってしまい
慌てて隠れて、結果大泣きさせてしまったことなど
思い出します

コンサートの間、ずっと緊張していたメイちゃんでしたが
帰ってからもずっと小さなちゅっちゅ人形を握りしめていて
「あん、あん」とせがまれ
ほっぺにちゅっちゅ、おでこにちゅ♪と
延々歌って遊びました〜

最近は、人に歌わせて、自分でその場所をポンポンするのが得意
ほっぺに、と歌えばちゅっちゅ人形をほっぺに押し当て
お目々に、と歌えば目に押し当て
・・・と、
やってもらう、から
自分でやる、または人にやってあげる
へと進化してきました

さて、前置きが長くなりましたが
昨日はメイちゃんがこれを95歳の長老様にせがむ姿がありました

ちゅっちゅ人形を見つけ、近くにいた長老様に見せに行くメイちゃん、
ちゅっちゅ人形を見せられた長老様は
「なんだ?てるてる坊主だにゃか」
メイちゃん「たって〜(歌って)」
「てるてる坊主だなあ〜 てるてるぼうず てるぼうず〜♪」
「あ〜した てんきに しておくれ〜♪」

一瞬「はて?」と考えたメイちゃんでしたが
歌い終わった長老様に「もっかい!」とリクエスト
「て〜る てる ぼうず〜 て〜る ぼうず〜 ♪」
「もっかい!」

思いがけぬリクエストに張り切って応える長老様でした

そういえば最近、
長老様がごく自然にわらべうたを口ずさむ機会が増えたように思います
ひ孫たちと遊んでいるうちに、昔歌った歌が
ふと呼び覚まされるのでしょうね

大正生まれと平成生まれが
わらべうたで遊ぶ姿は
動画に撮っておきたいようなシーンでした

メイちゃんはきっと
次にチュッチュ人形を見つけた時
長老様に歌を歌えとせがむはず
その時は記録に残す努力をしてみましょう