ここあん便り

わらべうた♪に助けられ

孫暮らしをいつも助けてくれるのは♪わらべうたです。
子どもの機嫌が悪いとき、何となくグズグズいうとき、そっとわらべうたを歌い、くすぐり遊びをしてみると、悪い機嫌もどこへやら、子ども同士のいざこざの後などもあっという間に大笑いして仲直りできます。
最近のお気に入りは…
♪だいこんきってきりすぎて
♪めーんぱっちん、めんぱっちん
赤ちゃんにしてあげるわらべうた♪いちり、にり、さんり…などは、大きくなってもやってもらうと嬉しいらしく、「もう一回やって〜」と、きりなくやらされる(笑)
2歳と4歳、ふたりを左右に(私の)座らせて、同時にやったり交互にやったり、大騒ぎして遊んでいます。


お休みしていたわらべうたの会”とことこ”、先日久々に開催できました。
「♪おてぶしてぶし、毎日やっているんです」とSちゃん(2歳)の嬉しい報告。
春から入園で、わらべうたの会は卒業ですが、わらべうた遊びを親子でこれからも楽しんで下さいね。

<この日歌ったわらべうた>
♪ねこがごふくやに(ネコがねずみに早変わりするお人形を見ながら歌いました)
♪まめっちょ(2月のおさらい)
♪ゆうりのき
♪ずくぼんじょ
♪くまさんくまさん(手袋人形で)
♪てんやのおもち

日常のわらべうた遊びは道具いらず、いつでも、どこでも楽しめる優れもの。
さあ、遊びましょう〜と構える必要はないので、ちょっとしたときに活用してみてね。

時折ここあんで「子どもと上手に遊べなくて…」とか「どうやって一日過ごせば良いか分からない」という声を耳にします。
コロナ禍で外へ出かけられないこともあって、余計に悩ましいのかも知れませんね。

ここあんはおもちゃ屋ですし、親子でどう遊ぶかを体験できる場でもあるけれど、本当は何も(おもちゃなどが)無くてもお子さん達は遊びますし、育っていくことを改めてお伝えしておきたいな。

わらべうた遊びは、もののない時代に子どもたちが生み出した遊びの文化です。
いつの時代も、子どもは遊びの天才です。
その力を誰もが持っていること、その力を信じ、眠らせたままにしないよう、子どもの成長と共に「遊んでやる」という意識を変えていく必要があると感じています。
2、3歳位までは、寄り添いつつ、その後ひとり遊びのできる子に、と願っています。