ここあん便り

やっぱり有り難かった〜

台風が来る、というのでハラハラし続けた数日。

アートスタートの出演者が無事到着できるか?
到着できても「警報」が出たら中止するしかないよね?
「警報」が解除になったとしても、会場は避難所になっている可能性が・・・?
考え出すと「不安」や「最悪の可能性」は次々と妄想を膨らます結果となるわけで、テレビの台風情報とネットの気象情報とANAの運行状況などなどを順々にチェック。
結果、早朝出発の劇団陸路組は夕方には無事到着。
ありがとうございます!
飛行機組は朝から羽田にて朝の便への変更、キャンセル待ちなど努力するも空きはなし、午後の便が欠航となるもその後再び運航し始め、結局予定していた最終便で無事到着。
本当におつかれさま、ありがとうございます!
・・・と、この頃こちらでは時折大風が吹き荒れていて「飛行機ちゃんと降りるよね〜」と祈っておりました。
(ANAの運行情報の「天候状況によっては羽田空港に引き返す可能性がございます」の文字を恨めしそうに眺めつつ)
さて、夜半には風もおさまり気持ちの良い朝。警報も無し。
ありがとうございます!
ここから先は、もう大丈夫。
ひぽぽたあむさんにお任せすれば良いんだもん。
アートスタートは、この日も色々な気づきをくれた。
そのことは又ゆっくり整理してお伝えするとして、思いがけず有り難かったことを伝えておくね。
たぶんみんなその有り難さに気づいていないかも、と思うので。
それは、控えめだけどすごく頼りになる市の職員さんのこと。
たとえばね、会場はホールではないから、アートスタートのために休日出勤し開けて下さっているのだけど、会場入りした劇団さんが「ちょっと広すぎるから仕切りたいよね」と言うのを聴いて、「あっちにも部屋がありますけど」ってすぐさま別の場所を使うことを了解して下さったこと。
それに伴い、控え室の変更等々も生じるわけだが、静かに臨機応変に対応して下さる。
ありがとうございます!
そして無言で動く(椅子や机の運び出し等々)。
昨日は台風の影響で気温は上昇、「冷房は入らないんですよね〜」(10月だもの、無理だわね)とつぶやくと、「扇風機出しましょう」
ありがとうございます!
扇風機のお陰でずいぶん助かった〜。
これを、当たり前と思っちゃいけない。
もちろん人間性もあるだろうし、協働のまちづくりをすすめる境港市だからということもあるのだろう。
けれど何よりアートスタートを理解して下さっているからだ、と私は思いたい。
アートスタートが何を大切にしているのかを理解(体験も通じて)して下さっているからスムーズに対応できるのだと思う。
アートスアートへのご理解、ありがとうございます!
開場前に玄関を掃除(台風の大風で枯れ葉も落ちていたから)する職員さんの姿を見ながら、色々考えさせられた。
その人の存在なくしてはこの日が無事に過ごせなかっただろう。
本当にお世話になりました。
ありがとうございます!