今年度のメディア講座では、佐々木正美先生の「はじまりは愛着から」の一節を紹介しています。
「ゲームを与えるか、与えないか」といった保護者からのよくある質問に答える形で綴られた文章には、優しい言葉の中にも親としての覚悟を問うような厳しさが感じられ、佐々木先生の子どもに対する愛情の深さを改めて感じます。
子どもが何かを要求するときは、ものであれ、ことであれ、必要不可欠な状況にあること。
子どもに与えて悪いものはないということ。
モノを与えた後の子どもの反応には、それまで子どもが親の愛情をどのように受け取ってきたかが現れると言うこと。
メディアも使い方次第。
親子関係が満たされていれば、親が困るような使い方はしないはずだと、佐々木先生は教えて下さっています。
今月はメディア講座が忙しく、明日も一カ所講座予定。
佐々木先生の本を携えて、子育て中の皆さんの所に出かけます。