ここあん便り

ねえねは辛いよ

連日ジイジから「お姉ちゃんは小さい人の面倒を見てやらんといけんよ」と言われ続ける孫娘(来月で5歳)。
「もっくん(弟2歳)に泣かされとったらカッコ悪いけん、泣かずにちゃんと嫌なことはイヤ!いけんことはイケン!って教えてやらんと!」
もうじき、弟に加え妹(赤ちゃん)もできる予定だから、ねえねにとっては試練の時だなあ〜

厳しいことを言うジイジだけれど、孫娘は「一番の友達」だと言う。
ジイジの言いつけ通り、弟の面倒をみようと努力する様子が見られ微笑ましい。

息子夫婦は孫をしかりつけたりしない。
どんな時でも子どもの希望(○○して〜)に応じる優しさで、幸せな子どもたちだなあと思って見ている。
なので、我々は意識的に諭す機会を増やし、時に厳しめに接するようにしている。

「子どもの気持ちにより添う」「願いに応える」、そうした積み重ねが子どもの自己肯定感や心の安定に繋がることは確かだけれど、気をつけないとただの甘やかしに繋がってしまうのでは?
子育ての難しさは、こういうところにあるなと思う。

4,5歳ともなると、自分のことを自分で出来るようになる。
いつまでも親が手助けし続けるのではなく、自分でできる喜びを励ますよう心がけたい。

さて、日々頑張るねえねに妹ができた。
小さな妹が可愛くて、わらべうたを歌ってやり、頭をなでなでしていて、お姉さんらしさがにじみ出ているなあ〜
けれど、2歳のもっくんとはカッカ(お母さん)の争奪戦に忙しい。

この先、親子5人での暮らしが待っている。
ねえねにとっては我慢のしどころ。
時に甘えることはあっても、自分のことばかりでなく、周りのことを少しずつ考えられるようになっているところにバアバは大きく期待している。
お手伝いだってイロイロできるのだから、自分の気持ちはちょっぴり我慢して家族のために役割を発揮できる喜びをたくさん味わって欲しいなあ。
そうした「役立ち感」こそが、これからのねえねに必要なことではないかしら。

もうじき、5歳の誕生日を迎えるこっちゃん(ねえね)、ぐんと成長できるチャンスですね。