ここあん便り

さまざまな支援

被災地では運営ボランティアが不足しているとのこと。未経験者でも健康で体力があり自己完結できる人(ボランティア自身の衣食住・移動手段等自己責任とれる人)であればよい。
こうした情報(出所はココ)を目にすると、気持ちだけは居ても立ってもいられなくなる。自分が、というのはやはり無謀だと思いつつ・・・。
行政は県ごとに支援する自治体を割り当てて、職員を派遣し続けている。NPO・ボランティア団体も西日本地域で調整してさ、NPO人を1週間交替ぐらいで順々に現地に入れるようにできないものかしら。
NPOの中間支援をする組織がない鳥取県。こういうときにやはり歯がゆさが出てきてしまうね。何が必要で、何ができるかを「個」ではなく、組織として考えることが難しいもの。

さて、「個」でできることはじゃんじゃんやろう!
「個」といっても、周囲の協力あってのことだけれど、色んな人が色んな形で「自分にできること」を発信したり行動に移せば、そこから何か生まれてくるってもんだ。

ここあんに寄せられる古本やおもちゃ。寄せて下さる方の思いと一緒に運び込んで下さいます。子どもさんが大切に使ってこられた積み木。幾度も繰り返し読まれた本たち。ひとつひとつに物語があるのでしょう。
これから、この絵本や児童書、おもちゃたちをひとつひとつ拭いたり清めたりさすったりしながら作業をするのが楽しみになりました。
値段をつけるのが申し訳ないくらいです。

昨夜遅く、また、大きな余震が被災地を襲いました。
現地の皆さんに、かける言葉も見つかりません。
こちらでようやく開き始めた桜の花。
被災地の皆さんに見せてあげたいと願いつつ見上げています。