わらべうた”とことこ”に毎月参加してくれるSちゃん(4さい)が、「ろうそくに(灯を)つけるやつ、あるでしょ!あれまた、やってほしい」とポツリ。
「土曜日文庫のこと?」
コクリと頷く。
そう言えば土曜日文庫、ずっとお休みのままでした。
ここあんに通うお子さんたちの多くは、保育園・幼稚園に入園すると「ここあん卒業です」って姿を見せなくなるけれど、保育園をお休みして通ってくれるお子さん、夏休みなど長期休暇中に通ってくれるお子さん、土曜日なら参加できると楽しみにしてくれるお子さんが、数えるほどだけど、あるのです。
ものすごく嬉しい。
先日とことこで、お手玉遊びをやりました。
4歳、6歳ともなれば「お隣さんへお裾分け♪」ってお手玉を歌に合わせて回して遊ぶこともできて、わらべうたが本当にわらべうたになるっていうのかなあ、子どもの遊びとして成立する瞬間に立ち会えたように思いました。
私は、ここあんで乳幼児の皆さんとわらべうたで遊ぶ日々を過ごしていますが、やがてお子さん同士での遊びに繋がっていくこと、それを心から願っています。
6歳のMちゃん「いつまでここあん行けるのかなあ?」ってお母さんに尋ねたんだとか。
さすがに学校休んで来てとも言えないけれど・・・
「ここあん行きたい!」って思ってもらえるのって、ワタクシ天にも昇るような嬉しさですよ。
「ここあんに卒業はありません」
中学生、高校生になっても通ってもらえるとしたら・・・
ああ、想像しただけでニヤニヤしてしまいます。
ご縁があってただじゅんさんがここあんへ来て下さり、急遽投げ銭ライブ↑(マルマスにて)が実現しました。
ただじゅんさんとお話させてもらい(ほとんどただじゅんさんの一人語りでしたが[#IMAGE|S105#])、その後ライブで大いに笑わせてもらい、終演後もその場を立ち去りがたい興奮に包まれる子どもや大人を見ながら、心底「良いなあ〜」と思いました。
こうした「場」が人には必要なんですね。
ここあんは人をつなぐ場でもあるんだなとしみじみしつつ、土曜日文庫をいつ再開しようか手帳とにらめっこ。