ここあん便り

お久しぶり、おとけいです

あら、いつの間にやらここあんは夏模様。
すだれがかかって、障子が開け放たれました。
庵主さんは腕組みして外を見ています。
外って、裏庭のこと。
きっと草取りしようかどうしようか考えているのでしょう。
あのね、庵主さんは「気持ち」で動く人のようよ。
「それっ!」って気分になったときに動き出す感じ。
きちんきちんと予定通りにやれる人ではなさそうです。
あの腕組みの状態から察すると、今のところ外へ出て草取りすることはなさそうね。

それはそうと、このところ「ここあん」は暇よ。
イベントがないときは、ほとんど暇と言ってもいいくらい。
もったいないね、イベントのない日のここあんにこそ価値があるって私は思うんだわ。
子どもを通じて己を見つめる、子己庵の時間を自分のために使うといいと、私、カチカチコチコチ、時を刻みつつ、若いお母様たちを見ておりまする。