ここあん便り

おもちゃ屋ばあさん多いに悩む

子どもにもイロイロあるのだろうけど、「個性」というものをおもちゃ遊びの姿からも感じることが出来る。

二人の孫に、ここまで同じものをプレゼントしてきたが、それぞれの好みがはっきりと分かるようになってきて、クリスマスに贈るおもちゃ選びに頭を抱えるばーばだ。
おもちゃ屋なのに・・・、いやいや、おもちゃ屋なればこそ悩んでしまう。
おもちゃにも適齢期というのがあって、特に1〜3歳までの小さな人たちが、その素晴らしいおもちゃと感動的な出会いができたら親子共にラッキーだけど、どんなに素晴らしいおもちゃでも、出会うべきタイミング、その子にとってのヒットとなるかどうかは実際に遊んでみなけりゃ分からない。
おもちゃ屋として、それを見極めるのはなかなか難しい〜
じっくり遊び込むめいちゃんは、ここあんから持ち帰っているおもちゃ(ここあんのおもちゃが少なくなったのはそのせいです・・・)をすでにほぼ使いこなしてしまい、自らスピードアップに挑戦中。
恐るべき1歳7ヵ月。
積み木遊びも”積み積み”ができ、自分で5つくらい積んで「たかい」と言って嬉しそう。
「できた」という喜びを、自らの遊び込む力で新たな遊び方へと工夫し始めるのだから、感心する。
どんなおもちゃで遊んでいるかというと・・・
いつの間にか出し入れ自在、小さな両手を器用に動かし出したり入れたり・・・
「タワー」の名にふさわしく、裏返して積み上げる遊びに挑戦中
型はめのロングセラー「Mボックス」
ほぼ自在に出し入れできるが、複雑な形に時折手間取る
最近はその形だけをチョイスして入れることに夢中
みんな大好きな「パロ」
玉落としをクリアー後、玉に関係なくあちらこちらを叩くが好み
出口から玉を入れようとするが出てきてしまう
その内このおもちゃを立てること(出口を上にして)を思いつき
穴から玉をみな入れて「よし!」という顔
「カチカチボール」
全てのパーツがバラバラになり、組み立てが完成するとカチッ!
「カチッ!」と言いつつ、分解組み立てお手のもの
グリムス スタッキング(小)
遊び始めたときは手に余る大きさだったのに・・・
昨日はついに、大きい準に綺麗に積み上げることが出来
自分でも「わ〜っ!」


孫自慢のように思われたらごめんなさい。
けれど、彼女が特別なわけではない。
子どもは遊びの天才ゆえ、面白いもの、興味の対象が「いつも、そこにある」という環境であれば、きっとこのように遊び込む姿が見られるだろう。

さて、どうしよう〜。
次に彼女を夢中にさせるおもちゃとは何だろう、パズル?汽車セット?
「おんなじ!」に興味を持ち始めたから、絵合わせも良いかしら?
おもちゃ屋を悩ませる小さな巨人。
そうそう、めいちゃんにももちろん不得意なことはある。
身体を動かすことが大好きなもう一人の孫、こっちゃんは歩いたり走ったりが達者。
「ジャンプ」といえば、本当に数センチジャンプできるし、身振り手振りで踊るの大好き〜
生き物大好き、虫ならばつまんでみたり、ねこや犬なら抱っこする勢い。
一方のめいちゃんは、すぐに「あ〜っこ(抱っこ)」をねだり歩かない、ジャンプも気持ちだけ。
生き物は「こわい!」と言って近づけない。
ふたり、それぞれに可愛くて面白いことだけは確かです。