ここあん便り

おむつなし育児の会

昨日、夏休み前の「おむつなし育児の会」を終え、明日の自由開放日でここあんの開所は一区切り。
ここあんは夏休みとなります。
お休み中にお子さんたちははじめての体験を沢山されることでしょうね。
おむつがとれてスッキリする人もいるかしら?

おむつなし育児はおむつを使わない育児ではありません。
おむつに助けられることもあるけれど、おむつに頼りっぱなしにならない育児、とでも言うのかなあ。

赤ちゃんってすごいな〜って気づくこと、赤ちゃんのことがよく分かる(見える)こと、カンが働くようになること・・・等々、育児力を確実にアップさせることは間違いないです。
排泄を通じて親子関係を深めているって感じもしますね。

若い人たちが日々向き合っている育児の話を聴きながら、私も自分の子育てを振り返っています。
1歳までは、おっぱいのこと、おむつのことにただただ明け暮れていましたね。
今のように子育て支援センターなどありません。
はじめての子育てにママ友はいませんでした。
夫は仕事で毎日遅く、緊急時は実家や姉夫婦に助けられました。

私も未熟な母親でした。
息子たちはそれこそ身体を張って、私に様々なことを教えてくれていたんだなあ〜と今、振り返って気づかされます。
誰もが試行錯誤を繰り返しながら親になるのですね。
子どもこそが子育ての「先生」。
彼らのお陰で親にしてもらい、彼らのお陰で成長させてもらったんだもの。

おむつなし育児の会で、語られる母たちの日々の子育て。
その喜びや迷い、悩み・・・。
それはちっぽけな、傍から見れば取るに足らないことのように思えるけれど、そうして我が子と向き合う時間こそが大切なんじゃないかしら。
眠ること、食べること、気持ちよい排泄、
そして、笑顔で過ごせること・・・。
そのことに一喜一憂できるかけがえのない時間。

おむつなし育児の会が心地よいのは、小さな喜びを共有出来る人たちが集まって来るからではないかしら?
そんなことを思いながらみなさんの会話を聞いていました。

おむつなし育児の会、次回は9月開催予定です。