ここあん前のcafeマルマスの名を「フランス語?」と尋ねる人があった。
そうよね、予備知識なしで耳にしたらフランス語っぽいかも。
おしゃれな蔵カフェだもの、頷ける。
常連客の年代は幅広く、若い人から元気な高齢者まで、老若男女が集うオアシス。
さて、ここで私が密かに楽しみにしているのが、マスターのアガーミチベン(上道弁)。
お客様には丁寧に、と気を配っておられるので接客はもちろん標準語。
「(ご注文は)お決まりですか?」
お手洗いは?と聞かれると、
「はい、ご案内いたします」
カレーなど食べていると、
「お水のお代わり、お持ちしました」
完璧でございます。
・・・が、店内とは言え、身内にはついはずみで出てしまうのが方言。
一昨日などは懐かしい言葉を聞いた。
ママさんに向かい「○○〜(名前をよび)、わし、ちょっこい、えんでくうけん、たのむ」
ママさん、「は〜い」
一瞬「ん?えんでく〜けん」(バームクーヘンを連想。)
ドイツ語か?
な〜んてね。わかっちょりますよ、「いんでくる」ってことだわ。
でも、久し振りに聴いたなあ。
マスターのアガーミチベン、好きだわ。