「またひとつ、歳をとったなあ〜」と93歳のお言葉。
お正月が来て、数え年でいうならば95歳ということに。
アイタタ・・・、イタタ・・・、と腰が痛いはずだったが、ひ孫の登場で腰痛も何処へやら
「こ〜とみちゃ〜ん」
「メイちゃ〜ん」
「ばあばあだよ〜、ばあばですよ〜」を連呼す。
食欲もバッチリ、お雑煮は皆と同じく二つをぺろり。
食事、お茶(おやつ)、食事、お茶(おやつ)、食事、お茶(おやつ)・・・の繰り返しに全参加。
以前は「ご飯が食べられんようになるけんおやつはいらん」と言っていたのだが・・・。
食事とお茶との合間にミカンまで食す旺盛ぶり。
元気なのは良いけれど、調子に乗りすぎて昨日はイエローカード続出。
嫁さん(私ね)にホイッスルを吹かれる緊急事態にも知らん顔。
ぬぬぬ・・・。
例えば、
老人車を押し歩くおばあさんの足元を興味深そうに眺めるひ孫(ハイハイ姿勢)に向かい、
「面白いかや〜」と言って、すぐ目の前で「ほ〜れ、ほ〜れ」と老人車を動かしてみせる。
若い両親の「あ、危ない!」という声に慌てて近づくと、そのような有様なので
「おばあさん、メイちゃんに当たったらどうするの!」思わず注意するも、知らん顔。
実はこれ、初めてではない。
耳元ではっきりと「車を動かしてみせるのは危ないからやめてね」と諭すも、しれ〜っと聞こえぬふり。
また、食卓のテーブルにて、こっちゃんが下に落としてしまった木のおもちゃ(口にくわえて遊ぶので、拭いてから渡そうと手の届かぬところに置いてあったもの)をいきなり赤ん坊の席めがけてテーブル越しに滑らせつつなげる。
勢いよすぎて猛スピードで飛んできたおもちゃをママが素早くキャッチしたから良いものの、一同「あっ!」と息を飲む。
孫(パパ)に「なに恐ろしいことするかいな」とぼやかれるも、またまた知らん顔。
・・・というようなことが頻発。
台所に立ちつつも、ひ孫に何か被害が起こらぬか、気になって仕方ない。
大きいおばあさん、いたずらが過ぎて困ります。
そんなこんなで、なんとなく、無意識に、ひ孫ふたりを幾分婆さんがら距離を置き気味に遊ばせることになる。
ちょっと気の毒に思いつつも、まあ、自業自得ですからね。
新年早々、初ぼやき。