当たり前になっていて、深く考えてもみなかったことにハッとすることがある。
先日、子どもたちの前でリンゴを切り分けていたときのこと。
すでに皮をぐるぐる剥いた後だったので、「まずは4つに割って・・・」
4分の一になったリンゴを「2つに分ける?3つに分けておこうか」と相談しつつ、まずは芯を取ろうとしたら・・・。
「あ、その種のところも食べられるよ」と子どもが指摘。
「なるほど」
そこで、切り分けたリンゴと共に芯(種)の部分もお皿に盛りつけた。
結局、りんごは種と皮だけが残りました。
これはすごいことだと思ったの。
皮だってね、食べることはできたと思うけど、みんなが触りまくった後だったので処分しましたが、乾かして紅茶に入れるとか、食べないまでも堆肥にするとか、できるんだものね。
そんなこと百も承知だったけれど・・・
「残さず食べる技」がこんなところに隠されていたとは。
これからは、安全なリンゴなら皮ごと、芯を取り除かずに切り分けることにしよう。
私の中の「当たり前」をひとつ見直す機会をくれた子どもたちに感謝。