ここあん便り

高校生に感動♡感謝♡

NPOの事業で連日忙しく、ここあん閉めてばかり…。
でも、とても大切な仕事なので、私の中の優先順位的には、ここあんより上位なの。

さて、今朝のテレビニュースで、高校生(天文部)が自分たちの力で地球の撮影に成功したと、その様子を報じていました。
おばあさんは感動して泣いちゃった〜
何もかも手作り。
自作の気球を成層圏まで飛ばし、そこから撮影した地球の姿は、その後、海に落下したカメラにしっかり記録されていた。
それぞれの得意な力を出し合い、楽しげに取り組む高校生。
海で無事回収し、カメラの記録をパソコンに繋いでその映像を見つめる高校生の「やった〜!!」飛び上がり興奮し喜び合う姿に、じい〜ん(涙)

自分たちのやりたいことに没頭できるって、素晴らしい〜
イキイキとした表情を見ているだけで、こちらも嬉しくなります。

先日実施した国府町でのイベント「第3回 こどもとあ・そ・ぼ」にも、高校生ボランティアが大勢参加してくれました。
朝8時半から夕方4時半まで、よく動いて、子どもたちと楽しげに関わり、自分たちも本当に楽しそうに過ごしてくれて、高校生がそこに居ることで、イベント全体が明るくなったように思います。

[参加した保護者の感想]
高校生が一緒に遊んでくれて、子どもたちがとても楽しそうだった。
いつもは小さい妹や弟に手を取られ、上の子どもが我慢する場面が多いけれど、思う存分遊んでいる姿があって、嬉しかった。

イベントが終わり片付けをしているとき、参加者さんの忘れ物があって、持ち主は誰だろう?と皆で困っていると、高校生のひとりが、「女の方二人と、お子さん、青い服の…だと思います」と。
参加者名簿を確認しながら、「子どもさんは何歳くらいだったか分かる?」と聞くと
「三歳です!三歳って言ってました」
この情報を素に、忘れ物は無事参加者さんへお渡しすることが出来た。
すごいな高校生。

工作、アナログゲーム、木のおもちゃ、キットパス(お絵かき)、そして人形劇、はじめての音楽会。
今回の全てのプログラムに興味津々、「やりたい!」「見たい!」と主体的に向き合う姿勢に惚れ惚れしました。

子どもについての意識調査などみると、将来に希望が持てないとか自己肯定感が乏しいとか、日本の子どもたちについての評価は芳しくなく、どちらかというと意欲が無いお子さんが増えているという印象を持っていただけに、今回出会った高校生の姿は、本当に頼もしく、思い描く未来がぐっと明るくなった。

ふと、自分の高校時代を思い出した。
そうだった、私もボランティア活動をする高校生でした。
ボランティアという言葉がまだ一般的でなかった時代。
ボランティアが何かも分かっていなかったけれど、募金活動や勉強会など、真面目にやっていたなあ。
少年院に定期的に慰問に出かけて、少年たちと一緒にバレーボールしたことなど思い出した。

ただ、先日の高校生のように楽しんで主体的に活動していたかと問われると「?」ですね。

今後も、若い力に刺激を受けつつ、NPOの活動を更に広げていけるように頑張らなくちゃ!!