93歳のリピートトークにうんざり気味のこの頃。楽しい会話とは何かを考える。まず、他人のことをとやかく言わないことだな。(93歳のリピートトークはほとんどが他人についてのあれこれである。)美しい言葉を使うことかな。(愚痴や文句は美しくない。)明るい、前向きな気持ちを伝えることかな。(眉間にしわを寄せて話すのはやめよう・・・)「口は災いの元」口から出てしまうと、取り消すことは出来ない。自分の言葉に責任を持たねば、と言い聞かせる日々。...
ここあん便り
仏さんのご馳走
いつの頃からか、煮しめやぼた餅を好むようになった。年のせい?今回は残念なことに芋がなくて、普通のぼた餅。やっぱり芋ぼたでなくちゃあね。わが家は今、ベイビーを迎えるにあたりサンルームを増設中。ご先祖様方によろしくお願いしますと報告しつつ、ああ〜、明るい光の中、泣き声や笑い声が響くのを想像するだけでにやにやしてしまう”ばば”です。...
とことこと出張土曜日文庫
3月のとことこで読んだ本をそのまま土曜日文庫でも読みました。これは2016年の月刊絵本年少版で私のお気に入りの一冊。わらべうた♪とおげのさかみち、や♪はやしのなかから、とよく似ています。なので、節をつけて歌いながらページをめくります。とことこ年令のお子さんはもちろん、小学生も楽しんでくれます。そして、ここあんを卒業していくお子さんとお母さんに向けて伝えておきたかった一冊。それぞれの春に向けて、そっと背中を押すような、そんな時間になれたら良いなと思いながらの絵本タイム。とことこと土曜日文庫と、どちらも私の方がみんなからパワーをもらい、新...
テレビとばあちゃん
朝ドラを見ながら朝食をとる93歳。近頃、テレビから流れる映像をそのまま受け取る傾向にあり、時代背景とか全くお構いなし。今朝は朝ドラのヒロインたちが昭和40年代につくった育児映画を見ながら「はあ〜、おしめに安全ピンを使うだなあ〜」と感心している。「これは昔の話しだよ」と答えると「はあ?」って・・・[#IMAGE|S15#]CGで恐竜などがリアルに動く映像など見たとときなど、「こげなもんがおるだなあ〜」・・・「いやいや、今はおりませんよ」ただでさえテレビが言うことは嫁さんの言うこと以上に正しいと思っているのに、映像技術の進歩でリアルと現実...
とっとり子育て隊
先日、子育て王国とっとりのホームページにここあんを紹介していただくための取材を受けました。ちょうど「とことこ」開催日でしたので、参加者の皆さんにご協力いただきました。そして、昨日よりこちら→とっとり子育て隊 に掲載されています。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。...
”押しかけ”土曜日文庫のお知らせ
明日3月18日は、月に一度の土曜日文庫開催日ですが、今回に限り、開催場所を次の通り変更致します。開催場所 境港市民活動センター(市役所裏、市民会館内)開催時間 午前10時半〜およそ30分明日は、境港親と子どもの劇場さんのワイワイカーニバル(先月大雪で中止となった)のミニ版が開催されますので、その一角をお借りし、わらべうたと絵本のひとときを楽しむ予定です。会場では、子どもフリマやバザー、お楽しみ抽選会などが10時〜12時まで楽しめます。劇場さんのイベントにお邪魔しての土曜日文庫。頼まれてもいないのに、「押しかけ文庫」って感じですね〜。事...
お外遊び&みつろうクリームWSのお知らせ
ここあんでは毎月一回お外遊びの日を設けています。雨が降っても、少々風が吹いても、長靴はいてカッパを着て出かけます。さて今月は・・・。3月16日(木)午前10時半〜お昼頃までお天気次第ですが、毎年この時期は桜のつぼみに会うため、ちょっぴり長歩きして塚山まで出かけます。その途中に土筆の群生地があるので、それも大きな楽しみの1つです。お外遊び参加希望者は事前におしらせ下さい。これは一昨年の外遊びで見つけた土筆。(3月末)午後には、お外遊びに同行して下さるセレンさんのワークショップを開催します。ミツロウクリームを作るのも今期最後かも。ミツロウ...
日々是好日
災害と私。阪神淡路大震災。震度4の揺れの中、子どもたちを布団の中に押し込めて「大丈夫、大丈夫」とその上に覆い被さった。その後のニュースで大災害の様子を目の当たりにするも、どこか他人事だった。鳥取県西部地震。自宅に被害はなかったがおさまらぬ余震の中で自らが「被災地」と呼ばれる地域の住人となってはじめて災害は決して他人事ではないと悟った。そして東日本大震災。我が目を疑うような津波の映像、原発事故に言葉を失った。もう、こんな悲劇は起こるはずがない。そう思いたかったが、熊本で、さらにまたしても鳥取県を大地震が襲い、当たり前の暮らしの尊さを思い...
春を告げる絵本
2月から3月、どうしても読まずにはいられない一冊。どちらも好きだけど、ここあんでは「ぽとんぽとんはなんのおと」を好んで読んでいます。きっと、神沢利子さんの紡ぐ言葉に惹かれるからでしょう。冬ごもりの穴の中、母さんクマのふところで目を覚まし始めたクマの子の耳に響いてくる音が、ひとつひとつ伝わってくるようです。それらの音が徐々にクリアーになっていくのを感じるとともに母さんクマの穏やかで慈愛に満ちた語りかけが何とも心地よく、やがて春の日差しに誘われ、穴から出て行こうとする親子の瞳の先に広がる世界までもが見えるような、そんな気持ちにさせてくれる...