ここあん便り

庵主ひとりごと
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風通し良くしておくこと

元来、自分のテリトリーにこもりがちな性分だけど、コロナ以後、益々その傾向が強まっているような…。 今まで出かけなければ学べなかったあれこれも、オンラインで情報だけは受け取ることができ、世界が広がったような錯覚に陥るけど、どれもこれも私の頭の中だけの出来事で、もしかして夢なのか?と思ってしまう。 情報ばかりが蓄積され、自分勝手に理解するだけでその思考の深まりというものが感じられないような… そして何より、溜まり続けるばかりで出口を見つけられず、知識が良き発酵へと繋がれば良いのだけど、もしや腐敗?という気さえする。...

お盆と焼き肉

イベントのない普通の日の食卓は、初老の夫と二人、野菜中心の食卓。 肉や魚もいただくけれど、特にお肉は煮物の出汁程度の登場。 お盆送りの日、無性に焼き肉が食べたくなり、買物ついでに夫の好物「ハラミ」を購入。 フライパンでたっぷりのタマネギと共にジュウジュウ焼いて、焼き肉のたれで食す。 「うんまい〜♪」 ふと思い出す。 亡くなった母が元気な頃、お盆になるとお寺参りの帰りに焼き肉屋さんへ行ったっけ。 (お盆なのに焼き肉、と言いながら) 息子たちも食べ盛り、次々に平らげて注文が間に合わないくらいだったなあ。...

8月6日

8月6日、私たちは77回目の広島原爆の日を迎えました。 子どもの頃から、テレビで広島平和式典を見続けていますが、核兵器の問題を自分事として意識できるようになったのは、ある方の話を聞いてからです。 8月6日、広島に住む赤ちゃんと母親は暑い夏の日の朝を迎えていました。 そして、核兵器の被害に遭うのです。 1歳の赤ちゃんは、朝からどういうわけか機嫌が悪く、母親を手こずらせていました。 その声は外へも聞こえていたでしょう、いつも一緒にあそぶ隣家の母親が心配して声を掛けます。 「どうしたんかねえ〜、めずらしく機嫌が悪いねえ〜」...

親バカ(笑)です〜

最近は孫自慢ばかりしておりますが、親バカでもございます。 二人の息子は今、子育て真っ最中、驚くほどのイクメンです。 孫たちをみていると、息子たちの小さかった頃を思い出します。 孫を通して、もう一度息子たちと関わっているような、そんな気もするこの頃です。 境港に住むまでは夫と息子の4人(核家族)暮らしでしたから、ただただ「食べさせて、寝させて」の繰り返しの日々でした。 「食べる、寝る」の間は、「散らかす」「片付ける」がエンドレス、時折息子たちにあたり散らかしながら、実家でのたまの時間を骨休めにしつつ何とか過ごしておりました。...

子どもの声(心)を受け止める

昨日は嬉しい一日でした。 我が町に市民交流センターみなとテラスがオープンし、合わせて市民図書館もリニューアルオープンを迎えたからです。 大勢の市民で賑わう館内、ぐるっと見学。 以前の狭い図書館とは違い、素敵な空間と本に囲まれ、存分に楽しめそうです。 お一人様席が充実していて、これからここあんがお休みの日の居場所になりそうな予感も。 人出の落ち着く平日に、じっくりと楽しみたいと思います。...

やっぱり楽しいわらべうた♪

やっぱり楽しいわらべうた♪

東京の知恵さん(わらべうたうたい)を通じて、わらべうたをうたう仲間、Mさんと知り合うことができ、先日はオンラインでわらべうたを教えてもらいました。 知っているうたをいっしょに歌い、新たな遊び方を紹介してもらったり、今まで知らなかった歌を教えてもらったりして、楽しい時間を過ごしました。 「あ、これは今度”あぶぶ”でやってみよう〜♪」 「”とことこ”の子どもたち、喜びそう〜♪」 新ネタというのかな?ちょっと新しい遊びを披露できる”わくわく”を久々に感じて、気分も明るくなりました。...

パーソナルここあん

パーソナルここあん

パーソナルここあんの近況報告です。 お子さん連れで楽しんでもらうのはもちろんのこと、ゲームの貸出し、みそ造り、お人形作りの補習、出産祝いのご相談など、この10日ほどの間、ここあんはいつもとちょっと違ったかな。 わらべうたの会や土曜日文庫など、コロナ禍でほぼパーソナル対応に近い状況だったとは言え、プログラムを考え、準備をし、参加者を待つことに、いつの間にか疲れを感じるようになっていたのか、イベント中止を決めてしまうと、あれ?私、ホッとしてる? 自分でもちょっと驚いた。 予定を決めないで、ただただ目の前の親子と遊んで過ごす。...

節分を楽しむ

明日は節分。 ここあんラジオhttps://note.com/radio_cocoan2020に今月のわらべうた「♪まめっちょ」をアップしました。 昨年2月のここあんラジオでは、「鬼は〜そと、福は〜うち♪」のわらべうたを紹介していますので、そちらも合わせて聴いてみてね。 さて、皆さんは節分に豆を食べますか? お子さんたちはどうですか? かつて私が看護学生だった頃、耳鼻科の授業で「幼い子どもに炒った豆、ナッツなどは食べさせないで欲しい」と習った記憶があります。...

目交い(まなかい)

目交い(まなかい)

目と目を合わす(互いに) 特に言葉を持たない小さな人との関係をつくる上でとても大事 これを「目交い(まなかい)」と呼ぶ。 (「目交い」の重要性については、さくらさくらんぼ保育園創設者(故)斉藤公子さんの著書等に詳しく書かれています) お子さんたちはひとり一人個性豊かで成長発達にも個人差があって当たり前ですが、時折「!?」、上手く言えないけど気になる動きを見せるお子さんに出会います。 そういうとき、まずはそのお子さんの目をまっすぐ、じーっと、正面から見つめます。...