8月6日。 広島に原爆が投下された日。 朝、毎年開催される「広島平和式典」を(NHKテレビ)見る。 子どもの頃から、欠かさず見て来たなあ。 振り返ってみると終戦の日が近づくにつれ、戦時中の悲劇を描いたドラマや戦争にまつわるドキュメンタリー番組を見つづけてきた。 どうしてだろう、子どもの私にとっても、知っておかなければならないこと、ある意味責務のような心持ちで見続けてきたように思う。 だから、夏休み、とりわけ8月の蝉の鳴くこの時期には、メディアでしか知らない戦争や原爆のことが一番に思い出される。...
ここあん便り
8月のお便り
8月のお便りをアップします。毎年のことながら、長期の夏期休暇をいただきます。 とは言え、ちょこちょこ、ここあんへ出没いたしますので、おもちゃの注文など、遠慮無くお声かけくださいね〜♪
てんごく(絵本)
メディアとの付き合い方について、NPOの事業として啓発活動を続けています。 いつから? 2002年、NPO法人設立と同時に始めているから20年以上ですが、その前4.5年程、仲間と共に勉強会を続けていたので、四半世紀を超えて関わり続けていることになります。 先日、メディア講演会に息子の同級生が参加していて、お母さんだった頃の私を思い出しました。 私がメディアの問題に本気で取り組もうと思ったきっかけのひとつがふいに思い出されました。 長男が中学生の時です、恐ろしい事件が起こりました。...
積み木のアトリエ
積み木のアトリエ、連日ちょうど良い人数で遊んでいます。 普段、戸棚の奥にしまってある積み木たちを出して「自由にどうぞ」という企画だけれど、子どもたちは結局いつものおもちゃで遊びはじめるのです。 いつもある。 いつものおもちゃ、って重要です。 それに、そもそも、子どもたちは「ここあんで遊ぶ」つもりで来てはいるけど、積み木のアトリエという大人のもくろみなど意に介さず・・・。 「ほら、みて、こういうの、使えるんだって〜」と大人に言われても「なに?」って顔。 それでもいつもの遊び相手「ぐりとぐら」でごっこあそびを始めると・・・...
海外作品「YOU ARE HERE」
ちづの町と森の芸術祭へ出かけてきました。 デンマークのマダム・バッハの作品を、ちづ保育園のお子さんたち、ちづの皆さんと共に鑑賞させて頂きました。 当日の取材の様子がこちらに→NHK Web 今回、NPO法人こども未来ネットワークは協力団体として参加し、作品鑑賞と合わせてフォーラム(第12回アートスタートフォーラム)を開催させて頂きました。 海外作品を県内で観られる機会は少ないですし、この貴重な機会を、アートスタートに関わる方たちと共有したいと願い、県東部の智頭町へと出かけることを決めたのです。...
ソーメン、ダダダ〜(わらべうた)
ここあんでのわらべうたの会、”あぶぶ” ”とことこ”をお休み中。 イベントとして歌うことはしなくても、ここあんへ来たお子さん達と歌ったり遊んだりできるので、私自身はずっと気が楽になったような。 お申し込みがあるか、とか、喜んでもらえるか、とか、プログラムを考えたり、その為の小道具を準備したり・・・ そうしたことも楽しみのひとつだと思っていたけれど、少しずつ重荷になっていたのかも知れません。 昨日は、遊びに来ていたお子さんに「そーめん にゅーめん・・・」を誘ってみたら、初めのソーメンだけで逃げられちゃった〜...
かけがえのない時間を過ごして
みなみじゅんこさんの新作絵本原画展を終えました。 あかちゃんと楽しむオノマトペ絵本「ころころ こーろころ」の原画11点に囲まれて過ごす11日間は、本当に幸せな日々でした。 頼まれもしないのに、「絵本、読みましょうか」と押し売り。 最終日、スペシャル企画に参加した方たちとともに、この日、この時でなければ聴くことの出来ない特別なわらべうたライブ、そしてスペシャルトークの数々を共有できた喜びは、素晴らしすぎて言葉にできません。...
7月のお便り(カレンダー)
今日から7月。 ここあん便りをアップします。 7月4日、一部修正しました〜 (変更→7月27日(土)休みます、代わりに28日(日)に開けます) いろいろ報告もありますが、それは後ほど。
生きるための絵本
知人から教えてもらい、正置友子さん出演のラジオ深夜便(聞き逃し放送)を聞いた。 絵本学の研究者であり、地元(大阪吹田市)で長年、今も尚文庫活動を続けている方だ。 恥ずかしながら、正置さんのことは存じ上げておらず、ただ、教えてくれた方が文句なしに尊敬できる方だったので、これは聞かねば!と思ったのだった。 40分、耳に響いてくるのは優しい語り口、きれいな言葉、50年にわたる実践を通じ探求を続けている「絵本」と「子ども、人」との関係性についての確固たる解釈。...