ホンモノ、ホンモノ・・・と一日考えてみた。スマホやipadなどなど、あれはやはり、幼い子どもにとっては「つくりもの」でしかないと思う。そしてまた、同じ「つくりもの」であっても、おもちゃにこそ(おもちゃにも色々あるのだが)幼い子どもにとって必要な要素が備わっているのだと言いたい。ここあんで赤ちゃんを見ていて思う。誰に教えられることもなく赤ちゃんは学ぶ術を知っているのだと。赤ちゃんは、己の手が自在に動くようになると、目の前のものをつかもうとし、やがてつかみ、口へ運ぶ。口から離し、目で確かめて、また口へ、なめて、くわえて、見て、なめて、くわ...
ここあん便り
幼い子どもにとって「ホンモノ」とは
ネット上で「2歳児に与えられるスマホはないか?」と言った内容の質問をしている人を見かけた。2歳の子どもがスマホのカメラ機能に興味を持ち使いたがるので、カメラ機能がしっかりつかえてネットに繋がらない子ども用おもちゃをさがしているのだとか。その問いかけに対して、優しくアドバイスする人がいらっしゃる。「ネットオークションで安く販売されている本物(すまほ)をおすすめします。ただのおもちゃを与えると伸びません。知育教育しましょう。」などと、ね。ん?[#IMAGE|S13#]このやりとりを傍観していて、私が気になったのは2点。ひとつ、スマホはこど...
我慢すること
子どもたちは、お母さんの気持ちが違うところに行っているような時(見ていないとき)にも、感じ、考えて、行動し、その結果を受け入れている。大きな声も出さないで、我慢が出来ているけれど、本当はその頑張りを受け止めて欲しいのだろうな。だからね、「さあ、帰るよ〜」という時になって抱っこをせがんだり、わがままを言ってみたりするんだ。子どもの行動には、ちゃんとワケがあるみたい。「どうした?何かあったかな?」親の方がまずはひとつ深呼吸して、子どもにそっと問うてみて。我慢が出来るっていうことは、自分と周りとの関係を意識できている証拠。2歳児が、自分の欲...
日常
今日はどこへも行かぬのが吉。近くの基地では航空祭。ブルーインパルスが大空を飛ぶ一大イベント開催で、道路はどこもかしこも渋滞のはず。ならば・・・、ここあんの裏庭で苺祭りでも開催しましょうか。ほら、結構大粒も実っています。さあ、どうぞ。絵本「いちご」(福音館)と同じ。庭のあちらこちらで、「さあ、どうぞ」[#IMAGE|S53#]「さあ、どうぞ」[#IMAGE|S53#]「さあ、どうぞ」近頃、家にいて姑と顔を突き合わせていると、ついイラッとしてしまう。ここあんの裏庭でぼんやりしている時のような心持ちでいつもいられると良いのだけど・・・。...
通りすがり劇場
24日の舞台に向けて稽古中。頼りのギタリストはいませんので、ラジカセで音源を流しつつ頑張っています。飛ぶ君が大空を羽ばたくシーン、繰り返し特訓す。太鼓やら、鐘、レインスティックなど、生音も加えながら。24日(日)境港親と子どもの劇場定期総会にて上演します。...
5月の”あぶぶ”、”とことこ”
5月”あぶぶ”のおやつは[#IMAGE|S12#]ボリューム満点、バナナケーキでした。オートミールが入っているからでしょうか、もっちりとしています。第三火曜日午後のクラスは、ねんねの赤ちゃんが3名。ジョーゼット布をふわふわさせて遊びました。この時期の赤ちゃんと遊ぶのは格別です。じ〜っと、じ〜っと、穴が開くほどに顔を見つめてくれます。ご機嫌がよいと「うっくんむにゃむにゃ・・・」お話ししてくれます。「今のままでいて欲しい」叶わぬことだからこそ、お母さんたちは言うのでしょうね。”とことこ”では、今月のわらべうた「おでんでんぐるま」を歌いなが...
臨時休庵のお知らせ
自由解放日についてのお知らせです。誠に勝手ながら明日22日午前中、お休みさせていただきます。[#IMAGE|S40#]ご[#IMAGE|S40#]め[#IMAGE|S40#]ん[#IMAGE|S40#]な[#IMAGE|S40#]さ[#IMAGE|S40#]い
わらべうたの歴史
2012年5月に発足した「わらべうた研修会」。「わらべうた」を歌い合うだけじゃなく、ちゃんとお勉強もいたします。第4期を迎える総会に、講師をお招きしました。山陰のわらべうたや民話、伝承文化の研究者として有名な酒井先生による特別講義「現代に残る江戸時代初期のわらべうた」はとても興味深いお話だった。元禄時代に生まれた鳥取藩士、野間義学による「古今童謡」(冊子)が京都の古本屋で見つかった。鳥取県立博物館の学芸員によって翻字化(2007年)されているが、酒井先生が昭和35年から集められたわらべ歌と比較してみると、何と同類らしきものが4分の一強...
安全教室
先日、公園に大勢の親子が集まっていた。通称「交通公園」。交通ルールを学ぶためのミニ道路や横断歩道、交差点があり、この日は、小学生の自転車運転免許試験の会場となっていたようだ。家の息子たちも小学3年生の時、運転免許試験を受け、免許証をもらってから自転車を自由に使うようになったと記憶している。免許証をもらうまでは、保護者同伴でないと自転車には乗れないので、兄弟で出かけるときは二人とも歩くか低学年の弟が自転車の兄を追いかけて走るより他ない。そんなことを思い出しながら公園に集まっている親子を眺めた。小学校のPTAによるこのような安全教室や免許...

