ここあん便り

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2月の外遊び

今年は桜の開花も早いのでは?そんな勝手予報をたてて桜の木に会いに出かけました。塚山公園の桜は、背が低く、小さな人たちの目の前に枝が伸びています。堅いつぼみがたくさん寒風に揺らいでいました。これから、ちょいちょい蕾の観察をいたしましょう。松ぼっくりを拾いながら公園の奥へ、奥へとずんずん進んでみると、今まで全く気づかなかったけど不思議な姿の木を発見。小さいみいちゃんが入って[#IMAGE|S5#]・・・出てきました[#IMAGE|S6#]しだれあかまつ。標識も逆さまにぶら下がっています。「もりぞーみたい」といたずらをするセレンさん。入った...

アートの力

先週末に参加した鎌倉幸子さんの講演会では色々な気づきを与えて貰ったが、その中のひとつを私見を交えて紹介してみようと思う。内戦で何もかも失いかけたカンボジアの地に飛び込み、学校図書館を作る活動を続けてこられた鎌倉幸子さん。カンボジアでの活動の様子を写真で紹介して下さった。その写真の中に、人々が何かを待って群がる様子を撮したものがあった。群がっている数は尋常ではない。そしてまた、どことなくみな嬉しそうな顔をしてぎゅうぎゅうで待っているのだ。スタッフが本の楽しさを伝えるために実演する「読み聞かせや紙芝居」を子どもだけでなく、大人もとても楽し...

0・1・2歳のためのアートスタート

最近、「赤ちゃんからのクラシック」とか「0歳も一緒に楽しめるコンサート」っていうイベントが増えているなあ〜って感じます。「クラシック」と聴くと、情操教育につながるイメージがありますし、ヴァイオリンやピアノっていう楽器のイメージもどういうわけだか「赤ちゃんに良さそう」って私たちの意識にすり込まれていますしね。さて、ではそのコンサートが実際赤ちゃんにとってどうなのかと言うと、必ずしも「良いもの」ばかりではないと私は考えています。少なくとも、自分の意思で自由に動くことのできない幼い人には、はじめに出会うべきものとして、何よりも「人」を優先し...

春を探して(外遊びのお誘い)

これは旧米子ハイツの梅園、日曜日の様子。いつもよりちょっと早いのかな。ずくぼんじょも土の中でスタンバイしているかも[#IMAGE|S12#]今週26日(金)の午前中は、ここあん外遊びの予定です。このところ、外遊びの日のお天気が悪いのだけど、毎月それなりにお散歩を楽しんでいます。町の中でも「小さな春を探す」ことができますからね。塚山の桜、花のつぼみはまだ固いでしょうね。あったかい飲み物でも持って出かけられると楽しいかしら。セレンさんが蜜蝋クリームの詰め替え等できるよう準備して下さっていますので、希望者には外遊び終了後対応して下さいますよ...

成長が見える

今月の”とことこ”ではガラガラをつくりました。どんぐり、ボタン、カラフルなプラスチックビーズなど好みのものを小さなプラスティックケースに入れるだけ。シールを貼るのも大好きだから、飾りはシールで[#IMAGE|S12#]たった一つ、入れただけで満足できる時もあれば、周りがよく見えるようになるとお友達と「おんなじ」にしたい時期もやってくる。ごくごく簡単な「ものづくり」だけれど、指先が器用に動かせるようになった人たちとわらべうたの前のおたのしみ。できた作品は、その出番が来るまで「ここに並べておこうね」ができる。こんな時にも、小さな人たちの成...

本のある暮らし

鎌倉幸子さんの講演会はとても刺激的だった。(あ、今日も日吉津図書館で午前中お話しされるので、興味のある方、まだ間に合いますよ。)やはり震災後に東北の被災地ではじめられた「移動図書館」のことは興味深かった。強く印象に残った言葉がある。「移動図書館は約束です」移動図書館をはじめたいと訪れた被災地の役場職員からの覚悟を問うひと言。イベントでやってもらっちゃあ困る、と言うこと。ズシンと来るね。そしてまた、「立ちよみ・お茶のみ・おたのしみ」という移動図書館のキャッチコピー[#IMAGE|S12#]、真似したいくらい素敵。また、前半のカンボジアで...

金曜日の「とことこ」

金曜日の「とことこ」は、「あぶぶ」から持ち上がりで参加してくれている主要メンバーを中心に2年以上続いているクラスです。3月には入園やお引っ越しでほとんどのメンバーが「とことこ」卒業とあって、名残惜しさを噛みしめながら過ごしています。わらべうたを存分に楽しみ、少し長いお話もしっかり聴くことが出来る人たちで、わらべうたと絵本が終わると「お手伝いする〜」って、まずは自分が手を洗って、おやつの準備を手伝うのも恒例です。おやつを終えると木のおもちゃで仲良く、時にもめて、泣いたり笑ったりして遊びます。今月はまず「♪おにさのるすに」で使う「ガラガラ...

新しいレンズ

アーサー・ビナードさんの講演会で、彼が繰り返し言った「新しいレンズ」について考え続けている。「新しいレンズ」を持つことで、「ものの見方、視点を変える」ことができる。いくつもの具体例を挙げながら、ご自身の変化を分かりやすく伝えてくれる彼を瞬きするの忘れて見つめた。彼の言う「レンズ」を理解するため、それはいつも自分の中に置く「モノサシ」のことではないかと考えたが、すぐにそうではないぞと気がついた。「モノサシ」は大事だ。最善の判断をするために必要不可欠であり、己の主義主張の根幹を支える。私自身、情報量の多い時代だからこそ、情報を読み解く能力...

春の足音

ここあんにいるより、外の方があったかい。沈丁花のつぼみ、準備OK!年中元気なローズマリーさてと、ひなたぼっこ終了して仕事!仕事!