あまりの暑さゆえか、ここあんの前はだ〜れも通りません。人の声が全くしないひっそり静かで猛烈に暑い灘道です。この調子だと、おもちゃ屋も来客ゼロで終わりそう〜。(余計なお世話だけど、向かいのマルマスも暇なのでは?)まあ、よろしい。直ぐそこに控えている公演の準備でも致しましょう。予約チケットの準備、よし!釣り銭準備、よし!もぎり用の箱、よし!事務用品、よし!お知らせボード、よし!明日は夕方から公演の仕込に入ります。...
ここあん便り
スマホのある暮らし
私、鳥取県ケータイインターネット教育推進員という肩書きを持っておりますが・・・時に、というか実は毎度「今、一体何を伝えるべきか」と苦悩します。昨夜はメンバーの研修会へ出かけ(20年ぶりの境線に揺られて)ネットパトロールの報告やメンバーのミニプレゼンを聞いた。ネットパトロール、私になど到底できない。ネットの中の子どもをハラハラしながら見守り、必要な時は関係者に連絡をし事故(被害)を未然に防ぐ。時間で区切れる仕事ではなく、一人で抱え込まぬようにしないと自らの生活にも支障をきたす。誠に頭がさがります。そして推進員のみんな、日々求めに応じ県内...
子育てにスマホは「あり?なし?」
夕方、テレビをつけて一休み。NHKの情報番組「スマホ、あり?なし?」の街頭インタビューをぼんやり見る。「電車の中でぐずる子どもにスマホを使うのは、あり?なし?」とか「夜の寝かしつけにスマホ使用は、あり?なし?」といった質問に町の人が答えるという企画。スマホ利用派、そうでない派、いろいろ意見はあるようだったけど、私が気になったのは寝かしつけの利用についての質問に子育て世代の男性が「絵本を読むのの現代版なのかな」と「スマホ利用あり!」の札を上げたこと。ああ、やはり・・・と思った。絵本とスマホ(動画や読み聞かせアプリ)には、受け手の子どもに...
メディア講座の課題
このところメディアの講座でお出かけ多し。鳥取での講座では、控え室にと案内された館長室でこんな方がお出迎え〜。(しっぽに包帯巻いてもらっていました)この日はブックスタート研修会(ボランティア向け)にお招き頂きました。ブックスタートのボランティアをされる皆さんは私などより子どものことをよく理解されている方たちばかり。読み聞かせを長いこと続けている方や教育現場で働いてきた方など、人生の大先輩の皆さん。若い人もちらほらおられて、とてもとても熱心な皆さまだということは、お話を聞いてくださるその視線、姿勢からビシビシ伝わってきます。講座の後半には...
講演会のお知らせ
イベント目白押しで、食傷気味な感じかしら?特に真面目なお話ともなると、どんなに素晴らしい講師さんであっても参加者募集は四苦八苦。私が勝手ながら「乳幼児とメディア」についてお話できるようになったのは何を隠そうこのお方のおかげ・・・。ノーテレビデーを国内で初めて実施指導(保育園で)された先生です。福岡まで行かないと、なかなか聞くことのできない山田先生のお話が松江で聞けるなんて、ラッキー!!NPOの仲間、しまねこどもセンターが主催。お電話でも、メールでもお申し込み可能。さあ、行きましょう〜。...
悩みつつ、進む。
NPOとして「特別なケアーを必要とするお子さんたちのための事業」に取り組んでいます。特別なケアー・・・って?経済的な理由や、複雑な家庭環境などによりご家族で舞台を楽しむという経験のないお子さん。病気療養中であったり、ご家族に障害を持つ方があったりして、それを望めない状況にあるおこさん。そのほか様々な理由で、生の舞台に触れる機会を失っているお子さんたちがあるとしたら、そういったお子さんたちにその機会をプレゼントしたい。その思いから生まれた「子どもの笑顔発見プロジェクト」本来、こうした取り組みは福祉を専門とするる方々の分野なのかもしれませ...
アートスタートの秋
今月は、クラルテさんの公演に始まり、たくたく堂さんの公演、一息ついて劇団むうさんの公演・・・と、ここまで14ステージが無事終了。毎年最も忙しいアートスタート月間もいよいよ終盤に差し掛かりました。来月には、くわえパペットステージさんとひぽぽたあむがダブルで公演予定ゆえ、あなたはあちら、私はこちらと手分けしてのサポート体制。体調管理して元気で乗り切らねばなりません。昨日、今日は劇団むうさんの「こぎつねコンとこだぬきポン」の公演に同行。何度観ても「面白い〜」。原作はこちら⬇️お芝居を見た後に、絵本を読むのも良いよねえ。いろんな場所で、いろん...
嬉し恥ずかし
子どもとメディアに関する私見をまとめたブックレットが完成しました。他人様に買って頂ける代物かどうか・・・実のところ恐ろしくてならない私です。独りよがりの、押しつけがましい文章になってしまったんじゃないかと、納品日が近づいてからずっと重苦しい気持ちに囚われていたのですが、こうして目の前に届いてしまうと、覚悟を決めるほかありません。一人でも多くの皆さんに手にとってもらい、目を通して頂いて、ご意見を頂戴できれば本望です。共感して下さる方もあるでしょうし、「え?どうなの」って反論する方もあるはず。このブックレットを介して、子どもを取り巻くメデ...
ママ、笑って
先日のこと。総合病院の小児科(外来)で目にした光景が頭から離れない。定期検査などで通っている子どもたちなのだろう、赤ちゃんから高校生くらいまで、さまざまな年代の子どもが親に付き添われて診察を待っていた。待ち時間は長い。結果的に、スマホ、タブレット、携帯ゲーム機などで時間をつぶすしか無いのだろう。色々な親子がいる。子どもの様子を見守りつつ共に画面を見る親もあるけれど、それは少数派。子どもに自分のスマホを手渡して自由にさせているお母さんが多いことに改めて驚く。そしてそれ以上に私を驚かせたのは、親たちの疲れた様子だ。スマホを操作する子どもを...