FBで、子どものいじめについての記事を目にした。「しんでよね」「しね」と紙や机に書かれたりしたのだって。「ある意味、子どもは残酷」などと言いますが・・・。それはきっと、思ったことをストレートに口に出すことがあるからだろう。「きらい!」「あっち行って」「もう、遊ばない」とか。大人の目から見ると「そんな風に言わなくても」って感じることもある。でもその言葉の裏側に「大好き」「一緒にいて」「遊びたいんだ」って感情があるってことは、ちゃんと分かっている。「しんでよね」という言葉。果たしてその言葉の裏側に、善意の感情が潜んでいただろうか?言われた...
ここあん便り
わたしの時間
先日、若きジャズピアニストの演奏会に出かけた。息子の同級生ということもあり、夫と二人出かける予定だったが、結局仕事が入って行けなくなり、私一人で出かけた。一人で出かけるのには慣れている。演奏会やお芝居。遠くまで出かけるほどの愛好家ではないが、鑑賞の機会は少なくない。お役目で出かけることも多く、お役目、というのは、主催する側の目線、ということだが、そうなると心から楽しむことは、なかなか難しい。さて、今回のジャズライブ。はじめの方こそいつもの癖で「雑念」が浮かんでは消え、していたのだが、やがて様々な雑念は全て払拭された。息子の同級生だとか...
てわるさ
大雪により、おこもり中。晴れ間に雪かき、時折ラジオ体操、仕事すれば良いのに仕事には集中できず、つい手わるさです。耳までこっぽり・・・の帽子。これで雪かきも寒くないかな。
雪
この冬はじめての本格的な積雪。どうやら今日は一日、降り続きそうです。雪が降ると、子どもの頃を思い出す。雪は遊び相手でもあったけど、時に全く様子を変えて襲いかかることもあり、大好きだけど恐ろしい、特別な存在だったからでしょうか。お空の上からはかなげに舞い降りてきたかと思うと、じゃんじゃんどかどかと落ちてきたり、手のひらで受けるとすぐにしずくになってしまうのに、みるみる積もって何もかも真っ白に覆い隠してしまう様はまるで魔法のよう。刻々と姿を変え、人々を翻弄し、やがて消えてしまう。雪の記憶には必ず大人の姿がともにあって、例えば・・・雪の積も...
ねえ、読んで
幼い子どもが親に「ねえ、読んで」と絵本をねだるとき、「こっち見て」とおんなじだって誰かが言っていたけれど、ホントにそうだと思う。「だっこして」とか「そばにいて」とか、「一緒に遊ぼう」・・・そういう気持ちでもあるのだろうね。絵本を読むとき、親はやりかけていた全てをやめなきゃならないのだからね。大好きなお母さん、お父さんを独占できる時間。「ねえ、読んで」はその時間を求める声だと思う。一方で、親以外の人に「ねえ、読んで」とねだることもある。ここあんで、小さな人たちと過ごしていると、不意にひとりが絵本を差し出してくることがある。「これ、読む?...
あれ?天気良いじゃん
今朝起きてびっくり、あれ?晴れてるじゃん[#IMAGE|S5#]昨夕の暴風と冷え込みに恐れをなし、「土曜日文庫中止」って参加予定者にメール送信したのに[#IMAGE|S15#]ひとまずここあんに出勤し、肩すかしをくらったようなお天気に「何だかなあ〜」とぼやく。雪が降れば困る。だけどどこかで雪を待つ心もあったりして、勝手だなあ〜私。さあさあ、ここあんの掃除でもしましょうね。...
おねえちゃん
私は妹。「おねえちゃん」「おねえちゃ〜ん」子どもの頃、きっと何万回も呼んだに違いない。「おかあさ〜ん」よりたくさん呼んだな、きっと。いつも甘えていた。いつも助けてくれた。「妹は得だ」本当にそうだったと思う。ごめんね、おねえちゃん。先に生まれてくれて、ありがとう。生まれてくる順番を、神様が決めるのだとしたら二番目に生まれる者や、三番目に生まれる者にもそれぞれに役割や使命を与えているのだろう。2番目に生まれた私は・・・甘えてばかりで良かったのだろうか。この年になって改めて考える。「おねえちゃん」って呼ばれるのはどんな気持ちかな。「ねえ、お...
身だしなみ
満93歳、一人暮らしの叔母は、いつもうっすらとお化粧をし、髪を丁寧に結い上げて身ぎれいにしている。耳に添う形のイヤリングも欠かさない。「おばあちゃんの口癖だったが・・・いつでも身ぎれいにしておかないけんって」「外へ出るときはいっつも綺麗な白足袋履いてなあ〜」母親(私の祖母)のことを引き合いに出し話した。そうだな、おさわばあさんはいつもきちんと着物を着ていた。毎朝起きると寝床の中で独自の体操をした。身体がほぐれると着替えをし、鏡に向かった。衣類を汚さぬようにケープを掛けて髪を結う。ひとつひとつに時間をかけてね。紅をつけるようなことはなか...
夫婦(めおと)ぜんざい
今年はまだぜんざいを食べていませんでした。鳥取県内は、お雑煮が小豆雑煮という地域も珍しくないのですが、我が家では雑煮は薄口醤油ベースが定番です。ぜんざい用にと求めて置いた小豆が気になりつつ、やっと今日煮ることができた。2椀で一人前を「夫婦ぜんざい」として商っているところがあるらしいけれど、夫婦それぞれに愛用の椀で食べる「夫婦ぜんざい」、椀は、きしもと工房さんで求めたお気に入りです。少し大きそうに見える内側全体朱色なのが私用です。お餅が沢山入っているように見えますが、4分割にし焼いて入れた丸餅1個分です。ぜんざいを食べると正月ボケから仕...

