ここあんには時計がありません。かつて、借り物の古い柱時計が1時間ごとに「ボーン!ボーン!」と時を告げていた時代(5年ほど)がありましたが、その時計を持ち主にお返ししてからは、ほぼ時計なし状態が続いています。以前の記事にその「お時計さん」がつぶやいているのを見つけました。今、「お時計さん」はどうしているかしら?冬が来て、ここあんの建具(障子)を閉め切って過ごす頃になると、あの音が懐かしく思い出されます。時計がないなら無いなりに過ごせるものですね。「お時計さん」2号を求めようかと思ったことさえ、近頃は忘れています。けれども、毎日ネジを巻い...
ここあん便り
えんでくう(マルマスにて)
ここあん前のcafeマルマスの名を「フランス語?」と尋ねる人があった。そうよね、予備知識なしで耳にしたらフランス語っぽいかも。おしゃれな蔵カフェだもの、頷ける。常連客の年代は幅広く、若い人から元気な高齢者まで、老若男女が集うオアシス。さて、ここで私が密かに楽しみにしているのが、マスターのアガーミチベン(上道弁)。お客様には丁寧に、と気を配っておられるので接客はもちろん標準語。「(ご注文は)お決まりですか?」お手洗いは?と聞かれると、「はい、ご案内いたします」カレーなど食べていると、「お水のお代わり、お持ちしました」完璧でございます。・...
どんぐり帽子
どんぐり帽子編みにはまっています。自己流の上、記録をちゃんと残さないので、「なんとなく」「いい加減」に編み編みしています。主に夜、「期限の迫った宿題が・・・」「洗濯物、たたまないと・・・」「早くお風呂にも入らなきゃ・・・」・・・とするべきことからの現実逃避にかぎ針を動かしているような。そして、気づいた。どんぐり帽子は男子に似合う!ここあんご近所のベビー男子用にと編んでみたところ、お兄ちゃんが気に入って被っているとの情報。ならば、お兄ちゃんのを、と急ぎ編み編み(少し大きめのつもり)し、「できたよ〜」と連絡。兄弟二人して、喜んで被ってくれ...
「えしこ」と「・・・しこ」、その違いについて
昨夜のわらべうた研修会は脱線続き。「塞の神さん」「亥の子さんの晩に」などを歌った後のこと、なぜか方言の話になった。他県から境港に移り住んだ方が「えしこ」という言葉(方言)を聞いて「え?”えしこ”って何ですか〜?」ちょっと考えて、「話の終わりに”しこ””しこ”つきますよねえ〜」ん?「”えしこ” と ”・・・しこ” は同じじゃないよ」と境港人。「えしこ」とは、「いい具合」「うまい具合」という意味で「えしこにしちゃれよ」=「いい具合にしてやりなさい」と使う一方、「・・・しこ」は、文章の終わりに使う「・・・だそうだ」「・・・らしい」という意味...
おもちゃ屋修行
クリスマスフェアー&積み木体験会が終わりました。「おもちゃやさん」を開業して2ヶ月、恐る恐るの発注、迷いながらの商品陳列は相変わらずですが、レジはまともに打てるようになったし、ラッピングもそれなにり(大きなものはダメ・・・)格好がつくようになりました。閉店後の帳簿付けやお金の管理に戸惑いながらも自転車操業でなんとかやりくりできています。お客様は、知り合いやここあん利用者がほとんどなので、おもちゃ選びも割とスムーズ。木のおもちゃの良さ、確かさをすでに心得ている方達だということで、逆に私の方が教えていただくこともあります。初めての方には、...
森の幼稚園にお邪魔して
出張販売という名目で、森のようちえんmichikusa”秋祭り”に出かけてきました。溝口町まで、ブイ〜ん。12月並みの寒さと言われたこの日、みちくさハウスからお山の方を眺める・・・紅葉も終盤ですね。秋祭りはとても賑やかでした。(賑やかな写真は一つも撮りませんでしたが)面白いイベント、かまぼこ板で隠れ家を作ろう(みたいな名前でした)の図。カプラみたいですが、これは全部かまぼこ板だそうです。(よしとさんの紙芝居上演中につき、誰もおりません)感想①子育て真っ最中の若い人たちが楽しそうに元気良く動き回るのを見ているだけで嬉しい1日でした。地域...
子どもを守る
猟奇的とも言える犯罪が起き、その被害者が判明してまたさらにその特異性に驚く。彼女たちを守るすべはなかったか。今後同じような事件が繰り返されないようにするにはどうすべきか。大人の姿勢(覚悟)が問われている。一つには、感覚を鈍らせないことではないかと思う。誰かが何かしらの困難に遭遇している時、「何か変だぞ」と周りの人が察知できるかどうか。子どもなら親が、大きくなれば仲間が、「あれ?いつもと違う」って気づけること。また、子どもの側の問題として、「ひとり、孤独な時間を過ごす」経験が不足しているのでは?とも思う。安易に誰かを求める前に、己と向き...
つながり
小さい町なので初めて会う人でもよくよく話をしてみると思いがけず親戚関係だったり、共通の知人がいたり、どこかで出会っていたりして、大抵何かしらのつながりがある。お年寄りさんなどは「ああさん(あの人)とはおやこ(血縁がある)らけん」などと言う。おばあさんたちの話を聞いていると、町中がおやこなのでは?と思えてしまう。市内で働く次男などは「お母さんをよく知っているよ」「お父さんと同級生だ」など、しょっちゅう言われるらしい。良いのか悪いのか、どこにでも知り合いの目がある、そんな暮らし。先日、こっちゃん(米子に住む長男のところの孫)もその洗礼を受...
寒さが来たぞ
車に乗っていると暑いくらいなのに、ここあんは本格的な寒さシーズン到来を感じさせる室温。いよいよストーブの出動開始かしら?「おもちゃ屋さん」が見渡せる窓も閉めちゃいました。寒さとともにやってくるのが「松葉ガニ」のシーズン。・・・ってことで、ちえさんに教わったあやとりのおさらいをしてみました。カニから納豆、納豆からツインテールの女の子に。置き土産の赤い毛糸でバッチリ上手にできました。一芸、増えました。ちえさん、ありがとう〜...

