ここあん便り

庵主ひとりごと
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赤ちゃんと暮らす

先日、ラジオで、生後3ヶ月のお子さんとの向き合い方について「どこまで付き合ってあげたら良いのか分からない」といったお悩み相談が取り上げられていた。 はじめての子育て、赤ちゃんが起きている(目が覚めている)ときはなるべく側に居て、声を掛けたりして遊んであげるようにしているそうだけど、家事とかにも時間はとられる訳で、そういうとき、ぐずって泣いても、すぐに抱っこしたりあやしたりできなくて、しばらくすると泣きながら寝ていたりして、罪悪感を感じると。...

お盆、今昔

お盆、今昔

お盆だというのに、仏さん以外だ〜れも帰って来ないのを良いことに ダラーン、ゴロゴロ…テレビを友として過ごしております。 お盆初日朝、ようやく仏壇を整え、赤飯、煮しめ(根菜の煮物、厚揚げ、刻み昆布…)、酢の物、迎え団子を供える。 来客あるかも、と、仏間にゆるめのエアコンつけておくが、どなたも来ず、気づけば、なんたること! 生花やお供えにアリの行列。 アリさんには悪いけど、お盆ゆえ殺生は禁物なのに、シュッ、シュッ!(○ンチョール)にてお帰り頂く。 夕刻、実家の墓参りにひとり米子へ。...

ここあんの夏休み

ここあんの夏休み

連日、熱中症アラートが発令される猛暑日が続いています。 楽しみな夏休みも、私の子ども時代とは異なり、外で遊ぶのが危険だと言われるような暑さです。 みんなどうしているのかな? さて、明日(7/28)より8月いっぱい、ここあん恒例の夏休みに突入します。 オモチャの注文、よろず相談など、個別依頼にはできる限り対応致しますが、火木土の定期営業はありません。 わらべうたの会もお休みです。 このところ全く進んでいない、お人形作り、文章を書くこと、を頑張らねば! 夏休み中の孫たちも、たまには見てやろうかなあ〜...

おもちゃは誰のもの

おもちゃは誰のもの

おもちゃ屋をはじめて6年、おもちゃ屋としては”まだまだ”だけれど、”希に”頼りにして下さるお客さまがあって、何とか続けています。 ”希な”お客さまというのは、ネットなどでなく実店舗で実際に見て、触って、確かめてから購入したいという方のことです。 こういう方々は、おもちゃ好き(積み木好き)で、私などよりその筋の情報をお持ちなので、種類や値段、新作情報などよくご存じです。 あちこち探し求めた末、ここあんにたどり着く方もあったりします。...

ねずみの教え

ねずみの教え

昨年から、小学校でのお話しの時間「トトロタイム」のトトラー(ボランティア)さんをしています。 1年生からはじめて、2年目の今年は高学年、何を読もうか、毎月悩ましいけれど、あれこれ考えるのもまた楽し! 今月、七夕の本を読もうと絵本をいくつかチョイスしていたのに、前夜、その絵本をここあんから持ち帰るのを忘れていたと気づき、大慌て! さすがに深夜ここあんへ出かけるのも憚られるし、朝早起きして取りに行っても読み返して準備する時間まではとれそうもない・・・。 もうこれは、家にあるもので対処するほか無し。...

このおどろきが げいじゅつなんだ

このおどろきが げいじゅつなんだ

2003年から続けているイベント「キャンドルナイト」の準備を今年も始めた。 今年は、”子ども・若者”にスポットを当てて取り組もうとしています。 詳しいプログラムなど、ぼちぼち紹介していこうと思うけど、今日はまず、一冊の絵本を紹介させてね。 たいせつな わすれもの(平凡社 森村泰昌 著) 2014年ヨコハマトリエンナーレ 公式ひらがなカタログ 美術家モリムラの「忘却」絵本、10のお話 こどもにかたる、げいじゅつのこころ キャンドルナイト当日、最後のプログラムとして↑写真の3冊を一部スライド上映しながら紹介(おはなし会)する予定です。...

ひとつながり

ひとつながり

止まっていた時計が動き出したような、ここ数日を振り返る。 それは、ちょうど1週間前のこと、ここあんをたずねてこられたお客様を見送るため灘道に出たら、cafeマルマスの角で「ここあんのワタナベさんはどちらですか?」とマスターに尋ねているご婦人が… 「あ〜、マリコさんはあちらですよ」マスターが手でこちらを案内するのが見えた。 「?、どなた」 やがて、こちらへ歩いてこられて 「ここあんさん?ワタナベさんですか?」 「はい、ここあん、ワタナベです」とお応えすると 「突然にごめんなさい、私、わらべうたカルタの村田です」...

みんなのここあん

みんなのここあん

昨日は、小雨の一日でした。 朝、最初のお客様は、大人の女性お二人。 初孫が産まれるのをワクワクしつつ過ごされている知人が、お嫁さん(妊婦さん)を伴ってのご来店。 秋に出産を控えているということで、「赤ちゃんと一緒に出かけられる場所を、今のうちに色々情報収集しておきたくて」とのこと。 嫁姑ふたりして、「わ〜っ!可愛い♥️」キャーキャー言いながら、ここあんのおもちゃや絵本を楽しんで下さいました。 一通りご覧いただいた後、テーブルと椅子を出し、美味しいハーブティーでゆっくりくつろいでいただきました。...

必要とされる場所へ

必要とされる場所へ

ここあんにこもっていると、自分をどんどん甘やかしてしまう。 居心地良すぎて、だ〜らだ〜ら、好きなことだけして一日が過ぎゆく。 境港に住むようになって33年、幼子を連れ、子どもと文化に関することを、”文化不毛の地”といわれていたこの町で、開拓者的(自分で言うのもなんだけど)にやって来た私。 誰もやっていないこと、そんなの無理よ、と言われることを、若さではねのけ、突き進んできたように思う。 けれどこの頃、すっかり落ち着いてしまい、何だかなあ〜...