ここあん便り

庵主ひとりごと
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お家で土曜日文庫

出産間近の若夫婦二組、ひと月ぶりにわが家に集合。土曜日だしね、出産を控えた若夫婦向け土曜日文庫を開催してみました。参加者:じいじになる人 1名 ばあばになる人 1名     パパになる人 2名  ママになる人 2名    ひいばばさまになる人 1名    お腹の中の赤ちゃん  2名まずは、長野ヒデ子さんの絵本「おとうさんがおとうさんになったひ」次に、山本ますみおばあちゃんの「ぼく、おなかのなかからきいていたんだよ」最後は、「わたしのあかちゃん」(福音館 かがくのとも)お腹の中の赤ちゃんも聴いていたでしょうか。若い人たちは、黙ってしみじ...

初物

土曜日文庫のわらべうたで♪たけのこめだした〜を知恵さんが歌ってくれて、「もう出てるかなあ〜」なんて話に・・・。心優しいM田家のみなさんが今年初のたけのこ掘りに行ってくれたんだって。ここあんに、ほりたて新鮮で立派なたけのこが届きました〜。・・・って、肝心のたけのこの写真取り忘れ[#IMAGE|S119#][#IMAGE|S119#][#IMAGE|S119#]急いで茹で始めちゃったもので・・・、一緒にもらったわらびやふきでご勘弁を。春の恵みをいただく季節になったんですねえ〜♪ここあん滞在中の知恵さん、ゆきつぼさんに初物を味わってもらいま...

今年の桜

今年の桜は本当に美しかったなあ〜。今も、はらはらと花びらを落としつつ終わりの美しさを堪能させてくれています。昨日は小さい人たちとお花見散歩。花のまん中、ピンクになっているのが目にとまりました。「まん中が白っぽいのとピンクのとあるんですね〜」Mちゃんママがセレンさんに問うと「色が濃くなっている(ピンク)のは、散る前の桜」とのお答え。へえ〜、そうなんだ。花の変化を知ると桜の見方も違ってきます。確かに、まん中が濃いピンクの桜はそっと触れるだけで花びらがはらはらと・・・。それにしても、今年の桜は気温の低い日が続いたこともあり、花が長持ちしまし...

おばあちゃんになるっていうことは

もうじき、おばあちゃんになる。実際には、もうすでにおよめちゃんたちのお腹の中でタプタプしながら過ごしている赤ちゃんたちのおばあちゃんである。(およめちゃんたち、ダブル出産予定ゆえ)みんなが、「楽しみね〜」と声を掛けてくれる。楽しみには違いないのだが・・・。なんだか今ひとつ、ぴんとこない。きっと赤ちゃんの顔を見て、だっこでもすれば実感わくのかなあ〜。おばあちゃんになるって、どんな感じなんだろう。「孫は、とにかく可愛い」らしい。「孫のためなら、何でもしてやりたくなる」そうだ。ふうん、やっぱりまだ良くわかんない。理想のおばあちゃん像というの...

マルマス日和

ここあんで過ごすのが何より好きな私が、その次に好きなトコロと言えば・・・cafeマルマス(ここあん向かい)[#IMAGE|S110#]月、及び金は、かなりの確率で出没します。こっそり教えてあげます。毎週金曜はビートルズデー(勝手に命名)、懐かしのサウンド♪でちょっと気分も若返る。ひとり物思いにふける。手紙や文章を書く。居眠りをする。上道トークで盛り上がる。そんなことを許してくれるcafeマルマス。残念ながら、火・水・木は、お休みです。...

「だんだん」

食事の準備や片付けをするたび、ばあちゃんは「すまん、すまん」とか「すんません」と言う。家の中でも杖生活となり、「できること」は限られている。危なっかしいけれど、やればできるってこともあるのだが、結果的に私の仕事が増えるから、どうしても「できること」を「やらせない」ことになる。子どもと付き合うときと同じだな、と思う。「すんません」と言われる度に、自分の都合で、出来ることをどんどん出来なくさせている罪悪感のようなものをと感じる。まるで「私ってダメな母親だ」と自分を責める親の心境。これが介護ストレスというものであろうか。今朝もいつものように...

にわか掃除

まもなく帰って来る人のために、ここあんのにわか掃除。お布団を干し、(とりあえずお一人さま分)掃除機などかけていたら、あれあれ・・・。こんなお忘れ物、あったっけ?ギタリストのものだったか、ボードビリアンのものだったか・・・?あ〜、一階の片付け及び裏庭の草取りは未だ手つかず。仕方ない、滞在者にやってもらう他ないと早くも諦めムード。春に帰って来るのは初めてだから、こんなところにも連れてってお茶したりしたいなあ♪6日より、みなさんお待ちかねの知恵さんがここあんにしばらく滞在します。少し遅れてギタリストも短い期間ですが帰ってきますし、新しいお客...

本を書く

「子どもとメディア」に関する講座でお話ししている内容を、そのまま文章化し、ブックレット(冊子)にしようとただ今奮闘中。普段自分が喋っていることを文字に起こすだけ、と簡単に考えていたけれど、喋っているとき以上に話しが横道にそれていき、立ち止まってはため息。ようやく終わりが見えてはきたが、何だか同じことばかりを繰り返し書いているようで、気に入らない。手に取った人が読みやすく、と考えると、全体の構成を再度整理し直す必要があるように思えるし、そもそも文章自体が伝わりやすいかどうかを見直す必要もある。きっと、編集者というのはそれをさらっと修正し...

「さようなら」の伝え方

最終の「とことこ」が終わり、寂しさとともに成長した人たちの頼もしい姿が誇らしくも思えて、心地よい満足感に包まれています。みんな、大きくなったなあ〜。もうすぐ幼稚園に通うんだものね。赤ちゃんの頃からここあんに通ってくれたYちゃん。大きな声を出すこともなく、一見おとなしそうに見える彼女ですが、ここあんで過ごす時間を本当に楽しんでくれていて、♪ずくぼんじょ♪など歌うと、それは元気なつくしになっちゃいます。絵本を広げれば、静かにそっと一番前の席をキープして、可愛い声で言葉を返してくれます。その彼女がそろそろお帰りの支度と言う頃、私の所へ笑顔で...